2000年7月6日号-2

2000.07.07

派閥で割り振りをするのは、何も大臣ポストだけではなく、常任委員会の割り振りも派閥です。四日の朝、いきなり、派閥のポスト割り振りの結果、河野太郎は外務委員会を首になったとご連絡をいただきました。
先輩から、どうしても外務委員会にこだわるならば、少し、考えるぞ、というお話をいただきましたが、そのときはまだ、首班指名の白票というオプションもあったので、先輩に迷惑をかけられないと、わがままは何も申しません、と答えました。その結果、商工委員会でいいか、というお話になり、どこでも結構です、と答えました。(同期から、商工委
員会になって文句いう奴があるか、といわれましたが)まあ、環境問題をやるにしろ、今の環境庁が何も力がないもので、環境委員会にいても環境問題も、エネルギー問題もできないと思っていましたから、太郎塾の立場からいえば、ありがたいことではあります。
また、五日の日に外務委員会に特別に追加していただきました。ただし、理事ではなく、平委員に降格です。
大臣ポストのわりふりを派閥でやっているというのは、ほんの氷山の一角です。
党内では、外交部会、環境部会の副部会長になりました。外交部会は、塩崎部会長、武見、山本一太、河野太郎副部会長という配置で、外務省に言うべきことはきっちり言っていくという姿勢を確認しあいました。少なくとも未定のことには答弁できない、等という姿勢を外務省がとるならば、概算要求で、予算の削減をやっていくことになるでしょう。
また、人間の安全保障について、どんどんとつっこんでいきます。どうも、外務省は、この件になると、武見元外務政務次官の発案で、役所の人間が手をつけたことではないというくだらない面子の問題で、非常に後ろ向きになるのですが、ならば、こっちで勝手にどんどんやります。
また、中国の吉林省のミサイル基地の問題、尖閣の領海内への中国海軍の侵犯の問題、津軽海峡での国際法に違反した中国船舶の問題など、言うべきことはきっちり言う。外務省が言わないなら、自民党の外交部会で言うことになります。
さらに、大蔵省が国際金融機関に出している拠出金については、詳細に調査していくことになります。
ただ、政調会のありかたは、抜本的に変えていかないと。本来は、われわれが部会のように党内でがちゃがちゃやって、外務省とけんかするのではなく、外務省の大臣、副大臣、政務次官、大臣秘書官などなどのポストにきちっとついて、そのまま、外務省を動かすべきなのだが。与党なんだから、政調会を廃止して、きちっと政府内のポストを増やすべきだ。
自民党の意志決定機関は党大会、次に両院議員総会、そして、総務会ということになっています。しかし、通常、最高の意志決定機関であるはずの総務会のメンバーの選び方が、本当にこれでいいのか疑問です。とにかく、主要ポストに就けなかったメンバーをとりあえず救うための任命になっています。大臣、政務次官、そして党の主要なポストに就いている者は総務になれないという規定ですから。そして、主要ポストに就いていない者が集まる会が最高の意志決定機関というのは、やはりおかしい。
神奈川、千葉、山梨の南関東ブロックはこれまで二名の総務を輩出してきましたが、今回の総選挙で、九州、北関東、近畿ブロックの方が代議士の数が多いため、総務の数も一名になってしまいました。南関東の代議士が集まる前に、神奈川の若手を集め、とにかく党の体質を変えるためには、総務会に若手を送り込まなければならない。だから、投票を主張してでも、総務ポストをとるぞ、と根回し。予定通り、若手で確保。
ただ、三県で、一回づつたらい回しにしましょうというルールになってしまった。かつて、イギリス労働党が体質改善をしたときに、意志決定機関にどれだけ自派の人間を送り込むか、という戦いをやったのに比べ、危機感がない!
内閣のメンバーが、そういう意味では、党の意志決定の最高機関をかねるべきではないか。



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