2000年2月8日号
2000.02.09
サイバーテロ対策PT。
いったい何がおきたのか。
官公庁のセキュリティがいいかげんで、HPが改ざんされた。
そこで、いったい官公庁のセキュリティの現実はどうだったのか、とプロジェクトがたずねた。
それに対して、内閣危機管理室はすでに実態調査を終えていたにもかかわらず、室長以下、まだ、調査が終わっていないとPTの会合で堂々とうそをついた。
そして、関係議員を根回しに歩き、何とか実態を出さないですまないか、報告が必要
ならば、文書ではなく、口頭で済ませられないか、と。
ようするに、この部署は、官公庁が危機に瀕したとき、それがばれないように取り繕う
管理を行うところなのか。
私が総理ならば、この室長はクビ、危機管理室は廃止。
結局、PTで報告を出したが、パスワードの管理はどうだったのかという問いに対し、パスワードの更新をもっと頻繁にやるべきだったと認識している。
サーバーのソフトはどうだったのか、ソフトウェアが最新のものではなかったと認識している。
あきれた。絶対に事実を書かねぇ。
認識しているかどうかはいいから、事実はどうだったのかと質問し、やっと答えが出てきた。
それも正しいかどうかは、この調子ではわからない。
役所のほうも、HPを一時停止して、セキュリティの対策を検討しています、と。
再開はいつかという問いに対し、近い将来、と。
麻生座長が、おい、君の近い将来の定義は何だときくと、数週間です、と。
久間さんが、役所のHPとめてセキュリティをやれなんていったら、半年は再開できな
いからだめだと先日おっしゃっていたが、久間さんは正しかった。
二、三日止めて、セキュリティをやるべきと主張した私が役所の実態を知らなさすぎたか。