98年12月8日号
1998.12.09
朝八時、国連安保理を考える会。
かつての小沢調査会、国際社会における日本の役割に関する特別調査会の提言をベースに船田代議士から説明。
当時は宮澤総理、小渕幹事長、小沢氏は都知事選挙で磯村キャスターを引っ張り出して負けた責任を取って幹事長をやめたばかり。
船田代議士は小沢氏の一の子分だった。
五年前のこの調査会の資料が、党本部にまだ二十部とってあった。
自民党税調があるため、朝から各官庁が「発言要旨」を配って歩く。
「税調資料の何ページの何番が議題になったらxxとご発言ください」と書いてある。
役所によっては、関連項目を一年生にいくつかづつ割り振って、「xx先生はこの項目をお願いします。」
躍らされる政治家がばかなのだろう。
大体、何百とある項目を順番に審議していっても、これはいらないという声は出ない。
優先順位が低いとか、効果が低いという声も無い。
減税の大枠をいくらにして、どこに重点をおくのか、という議論もなく、みんなでこれもやれ、あれもやれというのはその場にいて馬鹿らしくなる。
だから最後は結局、税調の幹部と大蔵省、自治省がきめることになる。
族議員を組織的に作り出すようなシステムを変えなければ。
「何言ってんだ。みんな割り切ってやってんだ」と言われるが、そこまで割り切れるほど、割り切れない。
日経アドレのパネルデイスカッションに参加。田中甲、辻元清美、馳浩といっしょ。
夜、ESBの忘年会。梶山さんもいらっしゃる。
十一日の四派の会には欠席しますと、梶山さんに申し上げた。
ESBのメンバーにも温度差はものすごくある。
連立はやむをえないが、四派はなぜ、というものも。
夜、七時四十分から本会議。また、本会議場の席が動いた。補正予算成立。