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「年金は本当にもらえるのか?」
2011.10.25
年金改革の議論が、厚労省の官僚主導でなし崩し的にごまかされようとしている。
そんな中で、ぜひ、読んでいただきたい本がある。特に政治家とマスコミにはぜひ議論の前に読んでほしい。
ちくま新書「年金は本当にもらえるのか?」
著者は、鈴木亘学習院大学経済学部教授。
消費税方式による基礎年金と積立方式による二階建て年金の組み合わせがよいという主張は、私と全く同じだ。
そして何よりも、年金官僚のだましのテクニックをきちんと説明して、瞞されないように警鐘を鳴らしている。
できれば多くの人にこの本を読んでもらって、厚労省のいい加減な嘘に惑わされずに、抜本的な制度改正の議論ができるようになってほしい。
何度も繰り返すが、現行制度の手直しは意味がない。そればかりか無駄に積立金を食いつぶすだけで百害あって一利なし。
年金制度の抜本改正を一刻も早く始めなければならない。