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ごまめの歯ぎしり ハードコピー版 |
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第4号 『なぜ「河野案」はなかったか〜1997.7〜』サッカーくじ サッカーくじもう一つはスポーツくじに関する法案です。 宝くじなのかギャンブルなのかが非常にあいまいで、お金の使い方も決まっていないといういいかげんな法案でした。 国会対策委員会の席上、提案者に、「くじなら購入にあたっての年齢制限はおかしいし、ギャンブルなら競輪、競馬の年齢制限と学生の購入禁止に合わせなくてはいけないのではないか。 十八歳未満購入禁止ということは非常に中途半端ではないか」と質問しました。それに対し、「いや、おっしゃる通りなんですが、ひとつよろしく」。 よし、部会にこの法案が出てきたらやっつけてやろうと、手ぐすねをひいて待っていると、「この法案は去年の選挙前に党内で議論し尽くしたので手続きは省略して提案します」。 去年の選挙前は議員じゃなかった者の意見はどうなるんだ。 よっぽど本会議の採決で反対しようと思いましたが、本会議欠席で踏みとどまりました。 翌日の読売新聞にはしっかりと「河野太郎代議士 スポーツくじ法案に反対し、本会議欠席」。 ちなみに民法改正の婚姻年齢などに関する点についても選挙前に決着済みとして、党内議論は封じられています。 |
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