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ごまめの歯ぎしり ハードコピー版

第2号 『国会はなぜ眠っているか』

国会と党本部

臓器移植法案が国会に提出されました。
私はこの法案の趣旨には賛同していますが、この法案による脳死の判定基準には賛成していません(詳しい内容はまたご報告いたします)。
自由民主党の社会部会(医療、福祉関係の部会)の席上、反対しましたが、この法案は自由民主党として党議拘束をかけないということで部会が了承し、提出されました。
 そこで国会対策委員会で、 「この法案には反対ですので、修正案を出させていただきます」と発言した途端、「理屈では20人の賛同者がいれば可能だが、そんなことをせずに社会部会で調整しろ」ということになりました。
 とにかく、議論は自由民主党の中でやり、国会は上手に運営して予算や法案をすばやく成立させる。結局、国会は眠らせたまま、起こさない。ますます国会は形式的なものになり、議論が国民の目から隠れたところで行われるようになる。
 これではいけません。
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