外相経験者フォーラム(Aspen Ministers Forum)
2024.12.17
クリントン政権で国務長官を務めたマデリン・オルブライト女史は、自由闊達に国際情勢を議論し、必要ならば何か行動を起こすことができるようにと、各国の外務大臣経験者が定期的に集まるフォーラムを立ち上げました。
私もオルブライト国務長官の教え子兼外務大臣経験者ということで、このフォーラムに加えていただいておりましたが、これまで国会日程との関係もあり、なかなか出席できませんでした。
Aspen Ministers Forum(AMF)と呼ばれるこのフォーラムは、今年はスイスのルガノで開催され、私も出席しました。
フォーラムの内容はオフレコが前提のため、具体的な内容には触れられないことをお許しください。
12月12日
22:45 羽田発 NH203
衆議院本会議で補正予算と予算関連法案の採決終了と共に羽田に向かいます。
12月13日
05:30 フランクフルト着
07:15 フランクフルト発 NH6155
08:30 ミラノ・マルペンサ空港着
車で国境を越えてスイスのルガノに向かいます。
フォーラムは12日の夕食会から始まり、13日私の到着時には朝食ミーティングとSession 1がすでに終わっていました。
10:30 Session 2: From the campaign trail to Governing:
The Trump Administration’s Foreign Policy 2.0 and its Global Implications
ヒラリー・クリントン 元国務長官
スーザン・グラッサー ニューヨーカー誌コラムニスト
スザンヌ・リンチ POLITICO
12:15 ランチ@Villa Ciani
左からモゲリーニ元EU外相、アランチャ・ゴンザレス元西外相、クラウディア・ルイス元墨外相、アレクサンダー・ダウナー元豪外相(腕を組んでいる)、カン・ギョンハ元韓国外相、私(ちょっとだけ)
14:30 Session 3: Rethinking Resilience
How Arts and Culture can revive Democracy
クラウス・クリスチャンセン ノルディックバイオサイエンス創設者
モーテン・カースデール ノルディックバイオサイエンスCEO
ペーター・ローダール テノール
ラスムス・ムンク Alchemistレストランシェフ
18:30 ガラディナー
12月14日
08:30 Ministers Private Working Breakfast
アメリカの大学教育:理論と実践
カレン・ヤーヒミロ コロンビア大学国際公共学部長
ヒラリー・クリントン 元国務長官
09:30Session 4: Guarding the Future
Global Governance and Ethical Frameworks for AI
マルコム・リフキンド 元英国外相・国防相
ヴィラス・ダール パトリック・マクガバン財団理事長
ヴェリティ・ハーディング ケンブリッジ大学AI&地政学研究所ディレクター
11:00 コーヒーブレーク
11:15 Session 5: The Day After
Building the Future and Lasting Peace in GAZA
フェデリーカ・モゲリーニ 元EU外相
エドワード・ルース フィナンシャルタイムズ紙エディター
ティッピ・リヴニ 元イスラエル外相
ナセル・アル・キドワ 元パレスチナ自治政府外相
12:45 ランチ
基調講演 クリストファー・カボリ米欧州軍司令官兼NATO軍最高司令官
左から元墨外相、モニカ・ジュマ元ケニヤ外相、マルワン・ムアシャー元ヨルダン副首相・外相、マリア・ブリズエラ元エルサルバドル外相、ダニエル・ミトフ元ブルガリア外相
14:30 Session 6: The Broader Middle East: Implication for the Future
クヌート・ウォルベック 元ノルウェー外相
マルワン・ムアシャー 元ヨルダン副首相・外相
ハッサン・サラメ 元レバノン文化相
16:00 閉会式
ジョルジュ・パパンドレウ 元ギリシャ首相・外相
マーゴット・ワルストローム 元スウェーデン外相
左からイブラヒム・ガンバリ元ナイジェリア外相、一人おいてドナルド・マッキノン元NZ外相、マーゴット・ワルストローム元スウェーデン外相、ジョルジュ・パパンドレウ元ギリシャ首相・外相、元ブルガリア外相
18:30 ディナー@Osteria Trani
左から元スウェーデン外相(顔半分)、元韓国外相、一人おいて元国務長官、ロイド・アクスワージー元加外相、元墨外相、一人おいて元ナイジェリア外相、一人おいて私(顔ちょっと)
12月15日
07:00 ホテル発
10:30 ミラノ発NH208
今月から就航したANAのミラノ-羽田直行便で帰国しました。
当初は、ミラノからフランクフルトに飛び、フランクフルトから羽田の便で帰る予定でしたが、午後1時からイタリアの空港で管制官のストがあるというニュースが流れ、ルガノからバーゼル乗り換えでフランクフルト空港に七時間かけて電車移動する代替案を考えていました。
12月から始まったANAのミラノ直行便に席があったので、それで帰国できました。
12月16日
07:30 羽田着