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記者会見9月27日
2024.09.27
自治体情報システムにおける文字の標準化の取組についてお知らせします。
現在、自治体には、2025年度末までの基幹業務システムの標準化に向けて、使っている外字を行政事務標準文字に特定(同定)していく作業を進めていただいております。
行政事務標準文字は約7万文字の文字セットで、一般的なシステムで実装可能なフォントファイルの上限約6万5000を超えてしまいます。
全ての行政事務標準文字を実装するためには、複数のフォントファイルを組み合わせる必要があり、システムを実装するためには、これは容易ではないという意見が多く寄せられました。
こうした意見を踏まえて、少しでもベンダーの開発期間の短縮に資するように、行政事務標準文字から基幹業務システムにおいて使用が見込まれない文字を除いた約4万字を一つのフォントファイルに収めた行政事務標準当用明朝フォントを週明け30日に提供します。
デジタル庁としては、文字の標準化に向けて、現場の声を踏まえつつ、引き続き積極的に自治体を支援してまいります。