国家資格のデジタル化
2024.08.05
2024年8月6日より、これまで紙で行われていた介護福祉士、社会福祉士、
精神保健福祉士、公認心理師の氏名等の変更手続きや、デジタル資格者証の取得がオンラインでできるようになります。
婚姻や引っ越し等により氏名、住所が変更された場合や死亡時に必要となる手続きがオンラインでマイナポータルよりできるようになります。
住民票や戸籍などの添付書類が省略できるだけでなく、申請に必要な登録免許税や手数料の支払いも、クレジットカードでオンライン決済できます。
登録情報の確認もいつでもすぐに閲覧できるようになります。
資格を管理する団体側も、システムによる形式チェックにより記入漏れの確認や修正の負荷を軽減できるほか、申請の不備等の通知をマイナポータルを活用して送信できるので、郵送や電話対応コストを削減できます。
また、国家資格システムに完全移行する場合、「デジタル資格者証」の発行が可能となり、毎年かかる既存システム運用・保守の費用も削減できます。
対象となる資格は、
8月6日から
4資格
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師
今年11月から
医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、衛生検査技師、死体解剖、医師臨床研修修了者、歯科医師臨床研修修了者、医師少数区域経験認定医、薬剤師、言語聴覚士、歯科衛生士、歯科技工士、救急救命士、管理栄養士、社会保険労務士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
2025年3月から
柔道整復師、保険医、保険薬剤師、国家戦略特別区域限定保育士、保育士、介護支援専門員、准看護師、栄養士、難病指定医(協力難病指定医)、小児慢性特定疾病指定医、税理士
その後
小型船舶操縦士、行政書士、司法試験、司法試験予備試験、建築物環境衛生管理技術者、建築物調査員、建築基準適合判定資格者、構造計算適合判定資格者、情報処理安全確保支援士、海技士、調理師、精神保健指定医、キャリアコンサルタント、給水装置工事主任技術者、専門調理師、技能士(131種)、労働安全衛生法による免許(20種)、技能講習修了証(69種)、登録販売者、全国通訳案内士、地域通訳案内士、職業訓練指導員、製菓衛生師、クリーニング師、受胎調節実地指導員、教員、一級建築士、二級建築士、木造建築士、マンション管理士、自動車整備士、海事代理士、衛生管理者、救命艇手、理容師、美容師、労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、作業環境測定士、特定社会保険労務士、年金数理人
が対象となります。