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記者会見7月2日
2024.07.02
昨日7月1日(月)、デジタル化の横展開の推進により地域課題を効果的に解決することを目指す「デジタル化横展開推進協議会」の第1回の総会が開催され、総会後のイベントに私も参加しました。
総会では、デジタル庁が推進するサービスカタログやウェルビーイング(Well-Being)指標、データ連携基盤、デジタル認証アプリなど、デジタル庁と関係の深い複数の具体的なプロジェクトが発足いたしました。
今後、それぞれのプロジェクトのコミュニティで活発に議論いただいて、例えば、議論の結果を受けてサービスカタログを改定するなど、デジタル庁としても伴走支援していきたいと思っています。
地域におけるデジタル投資の拡大や事業化の促進に向け、民間主導で実効性のある取組を迅速に行うため、更に多くの民間事業者あるいは自治体にコミュニティの議論に参加いただきたいと思います。
政府として、システムを作るところから使いこなすことへの転換を着実に進めていきたいと思います。
デジタル化の横展開を強力に推進するこの「デジタル化横展開推進協議会」と連携を強化して、引き続き、デジタル実装の優良事例の横展開を積極的に進めていきます。
2件目、明日3日(水)から4日(木)にかけて、秋田県秋田市及び由利本荘市を視察します。
秋田市では、医療人材が限られている中で山間部での医療の充実を図るため、医療と車両、それとデジタル技術を組み合わせた「医療MaaS」の運用が今年3月に始まっています。
遠隔診療のデモンストレーションを受ける予定です。
由利本荘市は、令和4年に「マイナンバーカード利活用宣言」を行い、医療現場や図書館などでカードの利活用に精力的に取り組んでいます。
具体的には、今年3月からデジタル庁のシステムを活用して、子どもや障害者への医療費助成の受給証を一本化し、マイナンバーカード1枚で市内26の医療機関・薬局で受診できる環境を構築しています。
医療機関を訪問して、この取組状況を視察します。
加えて、由利本荘市は、令和4年6月に「デジタル化推進計画」を策定し、デジ田交付金も活用しながら、移動市役所等のデジタル実証にも取り組んでいるので、その状況も視察します。
こうしたデジタルを活用した自治体の取組を視察することで、更なる横展開の参考にしてまいります。