ドラゴンフルーツ
2024.06.17
台湾産のドラゴンフルーツは、ミカンコミバエやウリミバエが寄生する植物であり、台湾ではこれらの害虫が発生しているため、ながらく輸入が禁止されてきました。
2010年に、ドラゴンフルーツのうち白肉種について、これらの害虫を蒸熱処理で殺虫する技術が確立されたことを受けて、この処理をされたものの輸入が解禁されました。
さらに2016年からドラゴンフルーツの赤肉種と紫赤肉種についても台湾当局と殺虫技術に関する協議を開始し、今年の1月に植物防疫検討会を開催し、植物検疫上問題がなくなったとの結論を得て、6月上旬から輸入が解禁されることになりました。
ドラゴンフルーツは台湾では6月から11月にかけて主に収穫されます。