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ごまめの歯ぎしり ハードコピー版 |
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第１０号 『河野法案と日本外交〜1999.9〜』皇室行事 国会議員は、元旦と天皇誕生日に宮中に参内することになっていますが、その他に宮内庁の鴨場（雅子様と皇太子殿下がデートしたと言われている）の鴨猟という行事があります。これは古式にのっとり、鴨を狭い水路にえさでおびき出して、驚いて飛び立つところを網をふりまわして捕まえるというもので、国会議員、大臣・政務次官、外国の大使それぞれが招待され、網を振り回します。早朝に集合し、古い白黒のビデオを見て、獲り方を習います。昔は捕まえた鴨を焼いて食べたそうですが、最近は、動物愛護ということで、捕まえた鴨は足輪をつけて放し、飼っている合鴨をごちそうになります。かつて、滑って水路に落ちたことが原因で亡くなった代議士がいたとか。 皇室行事で雅子妃殿下とごいっしょになった時、外国人は妃殿下と握手をすることができるのですが、日本人は握手はだめで、お辞儀をしなければいけないそうです。ある国際会議に出席したら、皇太子殿下ご夫妻がおみえになりました。妃殿下と握手しようと外国人といっしょに並んでいたら、宮内庁にニラまれて、つい、お辞儀してしまいました。なんで、日本人が差別されねばいかんのだ。 ちなみに園遊会には、各党ごとに人数の割り当てがあり、くじ引きになっています。自民党は、国会対策委員会の出席率の良い者からくじにあたることになっているとは、某先輩のまことしやかな話でした。 |
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