衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版

戦う政治家! 国会議員 河野太郎が描く国会奮闘記

年金改革、教育改革を実現するために戦い抜きます!



記事一覧 | 2007 11月

若手から見た河野太郎

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/30 金曜日

「ごまめの歯ぎしり」メルマガ版を発行している「まぐまぐ」によるまぐまぐ大賞の行政・政治・地域情報部門にノミネートされました。
http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/

自民党のマルチメディア局長として、自民党の若手議員のブログをチェックしていると、なんと当選二回の早川忠孝代議士のブログに、若手から見た河野太郎の印象がつづられている。
そーか、こうやって思われていたんだ!?
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10055070734.html

亀井善太郎代議士と来週の火曜日の年金を抜本的に考える会の中間とりまとめをまとめる作業。
さすがBCG(結核ではない)だけあって、善ちゃんのパワーポイントは要領よく当を得てわかりやすい。
本会議場の序列は一番下だが、当選三回みたいな顔をして院内を歩いているといわれるだけあって、実力派だ。

外務委員会の理事懇で、カントー橋事件の真相究明のための体制づくりを提案する。とりあえず、来週の金曜日の質疑の時間をもらう。
外務省が専門家をベトナムに二日ほど出張させたときの報告書を当初、有償資金協力課は必要なしと言っていたが、小野寺副大臣に一喝され、報告書を作成する。
小野寺さんからはでき次第、すぐ見てねといわれていたのだが、害務省は持ってこない。
今日来た参事官と課長は、抜粋なる二枚ものを持ってくる。報告書そのものは「外に出せない」!
小野寺副大臣が海外出張中ということなので、二人の目の前で、別所国際協力局長に電話をすると、すぐ届けます!
下っ端ほどつまんないものまで隠したがる。
ま、外に出すのが恥ずかしいものなのだということを課長のほうが局長よりもしっかりと認識しているのかもしれないが。

ベトナムは14日までに出すはずの原因究明報告書を今日に至るまで出せていない。
害務省は、ベトナム政府による原因究明が終わっていないのに、再発防止の会議を立ち上げたそうだ。
原因がわからないのにどうやって再発防止をするのか?
ODAにQCは関係ないといわんばかりだ。

原因究明ができなければ再発防止もできないのだから、きちんとベトナム政府と一緒になって原因究明をやれといっているのに、ベトナムがやると言っているのでベトナムに任せるの一点張り。
ベトナムに知見があるのかといえば、専門家を1人送っている。
やっぱりベトナムだけでは原因究明はできないじゃないか。

ベトナムの面子を損なわないように、しかし、きちんと原因究明をやるための専門家を参加させるぐらいの外交能力もないのだ、今の害務省には。

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終電で名古屋

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/28 水曜日

火曜日。
ハーバード大学のマルガリータ・エステベス教授と朝食。
といっても、彼女とは中学校の同級生。

叔父の葬儀。

山内康一代議士が進めたアフガニスタンでの復興支援を行っている日本のNGOとの懇談会。
塩崎、下地両代議士とマザリシャリフ陥落後、国連の飛行機でマザリシャリフに飛び、サリプルまで陸路を走ったことが思い出される。
帰りの国連機が飛行場に着陸できず、ドスタム将軍のゲストハウスで一泊した。(塩崎さんがながーい寝言を大声ではっきり言うことに気がついたのもここである)
日本のNGOの活動がし易くなるように、NGOむけの安全基準を策定するように超党派で動くことになった。

財務省の青山関税局長との黄金コンビ復活。
青山局長がかつて課長として環境省に出向していたときに、当時の山本公一環境部会長、河野太郎環境部会長代理のトロイカで、悪名高き環境事業団をぶっつぶしたのである。
あの時、特殊法人改革といわれながらも特殊法人が潰れたのは、我々がやった環境事業団だけであった。
今回の独立行政法人改革で、民営化が決まりつつあるのが、かつて私が執拗に特別委員会で取り上げ、採決に造反して首になったいわくインネンのあるNACCSこと通関情報センターである。
民営化後のベンチマークもなければ、何もないいい加減な民営化計画であるが、これぞ民営化といわれるようなものをつくらねばならない。
民営化しておいて税関から現職職員が出向するなどということがあってはならない。

年金制度を抜本的に考える会のヒアリングは終了。
中間とりまとめにはいる。

法政大学大学院の授業は、長島昭久代議士にゲスト講師をお願いし、テロ特措法について。
のぞみほとんど最終で名古屋泊。

水曜日。
朝、名古屋からひだ一号で美濃加茂へ。
外国人集住都市会議みのかも2007に出席する。
外国人登録や外国人子弟の教育、社会保険制度などについて意見交換。
岐阜経由で帰京する。

JBICの環境社会配慮ガイドラインの会議が近日開催。
JBICのガイドラインは、公開の研究会方式がとられ、透明性が高く維持されてきた。
しかし、異議申し立て制度の議論では、事務局主導のパブリックコンサルテーション方式なる珍奇なものが取り入れられ、おかしくなった。
あの失敗を繰り返さないようにしっかりとモニターしなければ。

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可能性

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/26 月曜日

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湘南ベルマーレ、ホーム最終戦。
J2に陥落し、経営危機に瀕し、ベルマーレ平塚から湘南ベルマーレに移行して以来、初めてJ1昇格の可能性のあるホーム最終戦になった。
なにしろ、このホーム最終戦に勝ち、次のシーズン最終戦も勝って、3位京都が二連敗、4位仙台が一勝一敗、5位セレッソが勝ち点83を超えず、得失点差の勝負になれば、京都に一点負けているだけなので、充分三位がねらえ、入れ替え戦に勝てば、J1昇格が決まる。
真壁社長と来年のスポンサー増強の打ち合わせをしながら、スタンドで観戦。(もし万が一、J1昇格がなくともスポンサー増強は大切だ)
線審が相手のオフサイドを二つ見逃し、1-2で敗北。
京都も勝っちまったので、昇格はなくなった。
でも、暖かいスタンドで、自分たちのチームを応援できるのは幸せだ。
来年はJ1に行こうぜ。

西湘バイパスの復旧の件で、国の国道事務所、河川事務所、県と地元にお集まりいただいて、打合会を開く。
西湘バイパスの四車線復旧は来春になる。ただ、国土交通省のカレンダーは、「夏までは春」なので、そう、春といっても桜の花の春ではない。梅雨明け、夏到来までの春なのである。
残念ながら、5月の連休には間に合いそうもない。
鋼材の入手も難しくなりつつあるなかで、どこまでスケジュールを詰められるか。
両町長から、国、県に対し、砂浜復旧の要望があり、それについては、国も県も同意。
具体的な方法論に関しては、行政の協議会を作り、さらに学識者や一般の関係者の意見も聴取して、決めていくことにする。

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縦割りを乗り越えて

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/22 木曜日

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わが事務所で二年余りにわたってインターンを務めてくれたエストニア出身のモニカ・レイネムが、いよいよ帰国することになった。
今年のロシアと隣接するヨーロッパの国々の代表を日本に招いての、ロシアとどうつきあうかというシンポジウムを発案し、東京財団と掛け合って実現させたり、超党派の日本-エストニア議員連盟を再建したり、いろいろとバルチック出身らしいことを実現させてくれた。
ただ、帰国しますといって送別会をやっては滞在を延長するということを繰り返してきたオオカミ少女なので、...

総務省の政務官を務めたときに、郵政サッカー大会の大会名誉会長に就任した。
それ以来、郵政サッカー大会の優勝チームがJリーグのユースチームに挑戦する試合をお願いしてきた。
第一回は関東キッカーズがベルマーレユースに挑戦し、5-0で散り、第二回は中国代表チームがサンフレッチェユースに6-0で負け、今年は本社のルーフトップスがベルマーレユースに挑戦し、11-0。
でも、手加減なしのガチンコの戦いが楽しいらしい。
来年はなんとか一点とろう。

晴れて平塚市の新庁舎に、税務署、労基署、ハローワークを入れていただくという合同庁舎計画が発表になった。
国の三つの役所を平塚の美術館の並びに建て替えるという合同庁舎計画は、なんと基礎をほったらマスタードガスとヒ素が出てくるという旧軍の毒ガス事件に発展し、建設予算で毒ガスの後始末をすることになってしまった。
国土交通省は、その後の対応に悪戦苦闘し、もうこれっきゃないという思いで、入れてくださいと平塚にお願いし、でも、お願いする方が縦割りでなかなかまとまらず(何たって建てるのは窓口が国土交通省だけど、財布の紐は財務省主計局だし、国が入るとなれば財務省の理財局が出てくるし、税務署は国税庁だし、労基署とハローワークは厚生労働省だし、庁舎の土地を国有財産にして建てるのではなく借りるならば賃料は担当の官庁が予算に入れろよということだし、何しろ前例がほとんどないからどうしましょうだし)、お願いされた平塚市にしてみれば、ほんとにこの人たちは、やる気あるんですかということもあったかもしれないが(もう、これしかないと必死だったんですが)、ようやく、平塚市から発表された。
関係者の皆様、ありがとうございました。

最初の合同庁舎計画が頓挫したときに、一時退却しますが、必ずここに建てますから、年末の予算や補正予算に必ず入れていきますからと約束した国土交通省の某課長は、既に某所へ転勤されてしまったが、これでホッとしていらっしゃるだろう。
(たびたび転勤先に電話してゴメンナサイ)

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不埒な増税

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/21 水曜日

0830 来日中のニュージーランドのパワー議員との朝食会。

1000 登記オンラインPT
法務省2010年4月1日衆議院予算委員会議事録よりのオンライン促進策の来年一月十五日導入開始決定。
法務省が、次回のPTで、法務省が面子をかけて達成を期する目標数値を発表すると宣言。
単に政省令の改正をしましたで終わらせず、自らが責任を持ってオンライン利用率を上げていこうという法務省の姿勢は非常に高く評価できる。
ただ、現在の甲号のオンライン利用率は0.02%だから(2%ではない!)、どういう数値を目標として掲げるか、しかも面子をかけて掲げるかというのは、なかなか興味深い。
まさか最初の半年で0.05%にしますなどというレベルの数字が出てきたりはしないだろうね。

1130 民主党の細野代議士がふらってやってきてお茶を飲んでいく。

1200 日本復活プロジェクトの財政再建提言発表。
党内の増税チームと真っ向からぶつかる提言をだす。今週の週刊エコノミストにも試算の前提を少し変えただけで将来予測が大幅に変わるというレポートが報じられているが、まず安易な増税ありきでは財政再建はできない。
今、政治がやるべきなのは、財務省にそそのかされて「勇気を持って増税を」などと振り付け通りにしゃべるのではなく、勇気を持って歳出削減を実行することだ。
年金の抜本的改革もやらずに、社会保障目的に消費税増税といってもダメだ。
僕は、基礎年金をやるために消費税の税率は3%は引き上げなくてはならないと訴えてきたが、漠然とした社会保障目的税などは論外と言わざるをえない。

1230 内閣府からADRに関するレク。

1300 党大会運動方針案起草委員会。
あんなセレモニーだけの党大会に興味を持ったことなどないので黙ってやり過ごそうと思ったが、提案された案があまりに事なかれ主義的なものだったので、つい、発言する。
言ってしまった以上、やらなければ。

1400 取材。モニカとティナの日英の議員のキャリアパスの研究をあるメディアが興味を持ってくれている。
ティナの英語でのレポートを和訳することも考えなければ。
彼女の長文のレポートを短くして、海外の雑誌に送ってみることに。

1430 外部の専門家とマルチメディア局スタッフとSiteBに関する打ち合わせ。

1530 公正取引委員会と打ち合わせ。

1600 ドラッグラグ(医薬品の承認の遅れ)は有名になってきたが、日本国内のデバイスラグ(医療機器の承認の遅れ)も相当深刻のようだ。
デバイスは開発の期間も短いがその果実を享受できる期間も短いということで、承認が遅れることにより、世代的に古いデバイスが日本国内で使われることが多く、また、日本には導入されない機種も増えている。
例えばステントなどは、日本で使われているものは1990年代の古いタイプが多く、最新のタイプはなかなか日本には入っていないそうだ。
MRIやCTなども、人口あたりの台数は非常に多いが(アメリカの三倍)、機能や能力は最新のものと比べると明確に劣っている旧式のものが多いそうだ。
デバイスの専門家からレクを受ける。
ちなみにデバイスというとMRIなんかだけでなく、ガーゼなんかまでも含まれるそうだ。

1630 教育に関する勉強会。

1830 EU大使公邸でレセプション
EU visiting Programに参加したメンバーのレセプション。僕がこのEUVPに参加して、ブラッセルとロンドンを訪問してからもう十年が経つ。
昨年は、柴山代議士と田村耕太郎参議院議員が招待されている。

半蔵門に駆け付けて、山口俊一代議士のパーティに顔を出す。

飯田橋のトッパンホールで、韓国国際交流財団東京事務所開設を祝うパンソリの公演とその後の懇親会に出席。

宿舎で、大量の資料に目を通す。ちょっと貯めすぎ。

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ヨーロッパの目

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/19 月曜日

連載中の「神の雫」では、ワインを一口飲むと、夕日が出てきたり、森が見えたり、初恋の人の面影が見えたりするらしいが、酒を全く飲めない僕はワインを一口飲むと、うーん、これ、アルコール飲料だな。
それでも夕食会では出されたワインをとりあえず舐めてみるのはひょっとしてすごいワインかもしれないから(すごいワインでもわからないが)。

今晩は、EU大使公邸で、来日中のEUエネルギー・運輸総局マテアス・ルーテ総局長を主賓とする夕食会にお招きいただく。
そこで出されたワインが、
La Dame de Montrose, Saint-Estephe 1996
Pinot Grigio, Livio Felluga 1999
一口ずつ飲むが、うーん、赤ワインだな、うん、これは白。
ちなみに食後のデザートワインは舐めてみると甘くて(あたりまえか)、おいしかった。(Noble One, De Bortoli 2004)

ちなみにメニューは、貝柱のカレー(殻の中で)、ラズベリーソースをかけた鴨、チーズ各種、ティラミス。

ルーテ総局長のスタッフと在日のEU企業のトップ(もちろん航空、海運、自動車! ベンツさんというルフトハンザの支社長とテンペルさんというベンツ・ジャパンのCEOがいっしょなのでややこしい)とともにテーブルを囲み、話題はもちろん京都議定書から。
EUの日本への視線は厳しく、というか冷たく、京都議定書をやる気がなくてポスト京都とか言って話をそらしてんじゃねえよ、という感じ。
経済産業省と経団連は、既に京都議定書から離脱するつもりなのではないか、と手厳しい。排出権取引やら枠組みが決まるときに背を向けているのは日本にとっても得策ではないのではないか、その前に、アメリカが離脱したから日本もというつもりなのではないかと、本音はかなり辛辣だ。

また、EUの企業側からは、国土交通省の航空局はまるでバカだなと手厳しい。
アジアの中の競争に負けそうなのは問題だと思っている等というと、君はずいぶん楽観的なんだな、日本はアジアの競争には参加できていない、予選落ちしている、と反論される。
とくに中部国際空港に関しては、すでに勝負があったのではないか、もう負け組ではないかという意見が多い。
EU企業にしてみれば、日本でビジネスを展開するにあたって便利かどうかが問題になるわけだが、どこも不便、特に名古屋は不便だそうだ。

で、日本はプルトニウムをどうするのという話題ももちろん出てくる。
使用済み核燃料の処理に関しても、最終的な地層処分するのではなく、あくまでも管理下において技術が進歩したら、取り出してよりよい処分ができるようにしておくべきだという方向らしい。

EUの職員は、母国語以外にあと二つの言葉というのが出世の条件だったらしいが、拡大後、英語の地位が格段に上がり、フランス語の地盤沈下が著しいそうだ。
そういえば、中国語、そろそろ復活しなければ。

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ジャーナリズムと政治家

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/15 木曜日

火曜日。
欠席届を出して終日、欠席。

水曜日。
10:00 登記オンラインPT。
全銀協と半ラインでの申請を熱心にやってこられた大野司法書士からヒアリング。
来年一月十五日をメドに、オンライン利用促進策の導入を目指して作業を進める。
促進策の導入作業と並行して、登記識別情報についてのファイナルアンサーを出す作業にはいる予定だ。

12:40 外務委員会理事懇。
日程協議をした両筆頭が理事懇不在という事態に、次席の僕と武正理事の二人が、平謝り。
公明、共産、社民三党のお許しをいただいて、金曜日に一般質疑の委員会。

13:30 歯科医師政治連盟の役員と意見交換。

14:00 外国人登録ワーキングチーム第一回。
集住都市会議からのヒアリング。外国人が集住している自治体の現状を説明してもらう。
かなりショックを受けている議員もいて、外国人登録をしっかりやらないとという問題意識を共有してもらった。
法務省と総務省の縦割りをどう崩していくかがこれからの焦点になる。

15:30 朝日新聞ジャーナリスト学校で講師。
朝日新聞に入社3年目の若い記者が全国から呼び戻されて、一週間の研修を受けている。
そこで、政治家から見たジャーナリズムについて、いろいろと言わせていただく。
一時間しゃべって、その後一時間二十分の質疑応答。懇親会に場を移してさらに意見交換。
小林温候補の選挙違反について、あれでよかったのか、あれを選挙違反とすることに問題はないのかという問題提起が出席者から出される。
後藤田正晴元副総理が、かつて、警察が恣意的に選挙違反を創り出すことは権力の不当な政治への介入だとおっしゃっていたことを思い出す。

19:30 トークライブ
六ヶ所村の再処理工場をめぐって、トークライブ。
核燃料サイクルに関する問題提起と質疑応答。
インターネット中継もあって、どれだけの方々に見ていただけただろうか。

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キャリアパス

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/13 火曜日

わが事務所のインターンのモニカ(エストニアから筑波大学に博士号を取りに来ている。論文は日本のイデオロギーがどうのこうの)とティナ(イギリスの労働党議員の元アシスタントで大和日英基金で来日中)の二人に頼んで、96年初当選の自民党議員と97年初当選のイギリス労働党議員のその後のキャリアパスを調べて一覧表にしてもらう。

自民党の96年初当選の四回生二十二人からは棚橋、岩永、菅、渡辺の四人の大臣を輩出している。

沖縄県選出議員が当選一回で沖縄担当の政務官をやっている他は当選二回で政務官に就任。政務官を経験していない棚橋、渡辺を除き、全員が当選二回で政務官を一回から四回務めている。

当選三回から部会長がスタート。当選三回では七人が部会長を務め、当選四回の今日までに半分強の十三人が部会長を経験する。
このうち八人までが国対副委員長を経験していない。
なんとなくこのへんで国対族と政策系に分かれ始めている。

当選三回で棚橋が国務大臣に就任し、3人が副大臣を経験。農水副大臣から岩永が農水大臣に昇格する。

当選四回で、菅、渡辺が大臣に就任し、離党した滝以外の全員が副大臣を経験している。
さらに当選四回で衆議院の委員長が始まり、12人が委員長を経験し、平沢は拉致特と外務と二回、委員長に就任。

自民党の代議士は、当選一回はぞうきん掛け、二回で政務官、三回で部会長、四回で副大臣、委員長、その合間に国対副委員長または副幹事長というキャリアパスができている。

そこでティナの作ったイギリスの労働党のリストを見て、まず、びっくりするのが、任期ごとに造反投票回数という欄がある。
イギリスの本会議の投票は常に賛成と反対の通路に分かれて人数を確認するという方式なので、全てに記録が残る。
そして、労働党の議員がそれぞれ何回、労働党の方針と違う投票をしたかすぐに調べられる。

イギリスでは政府の役職に就いた議員は政府の方針に拘束されるが、採決の中には党議拘束のかからないFree Voteとよばれる採決もあるので、97年初当選の議員全員が何らかの投票で、党の方針と違う投票をしている。
法務閣外相のマイケル・ウィルスは97年から今日まで、造反が二回と最少で、ジョン・マクドネルはこの十年に最多の299回も造反している。

97年当選組は、ルース・ケリー、デス・ブラウン、アラン・ジョンソン、ジャッキー・スミス、ヘーゼル・ブレアーズの五人の現職閣僚を輩出している。
閣外相は13人、政務官クラスは13人。
その他に、政府の役職に全く就いたことがない議員がこの期で92人もいる。

ルース・ケリーは当選二回で政務官、財務閣外相、そして教育相として入閣。
デス・ブラウンは当選二回で政務官、雇用年金閣外相等、当選三回で国防相。
アラン・ジョンソンは当選一回で政務官、当選二回で雇用年金相として入閣。
ジャッキー・スミスは当選一回で政務官、当選二回で保健閣外相等、当選三回で内務相。
ヘーゼル・ブレアーズは当選一回でPPS(大臣付き秘書官)、当選二回で政務官、内務閣外相、当選三回で無任所相、地域相で入閣。
この五人は政務官になってから、途切れることなく閣外相、閣僚をずっと続けてきている。

閣外相13人のうち、政務官から閣外相になった者9人、PPSから閣外相になった者1人、日本の国対にあたるWhipから政務官を経て閣外相になった者3人。
Whipから政務官になった1人を除き、全員が当選一回または二回のうちに政務官になり、政務官になってから途切れることなく政府の役職に就いている。

政務官13人のうち、政務官からキャリアを始めた者5人、PPSから政務官になった者2人、Whipから政務官になった者6人。
このうち8人が当選二回でキャリアが始まり、当選一回でWhipからキャリアを始めた者1人、当選三回で政務官になった者2人。

つまりイギリスでは閣僚になろうとするならば、当選二回で政務官に選ばれるかどうかが分かれ目になる。
当選二回を無役で終えると、その後、政府の役職への道はほぼない。その代わり、政府に入らない議員は、委員会に所属し(イギリスでは法案審議の委員会と政府の各省庁の活動を監視する委員会は別物で、全ての議員が政府の活動を監視するセレクトコミッティに所属するとは限らない)、委員会のメンバーとして活躍する道を選ぶか(42人)、PPSとして総理や大臣をアシストするか(14人が今日PPS)、Whipとして活動するか(8人)というそれぞれの道を歩むことになる。

日本と違って、みんながそれぞれ当選回数で役職を与えられるなどということはないのだ。当然といえば当然だ。

自民党も、イギリスを見習って、役職をたらい回しにするのではなく、能力や適性を見極めた人事が必要だ。役職がたらい回しにされていては、政治家が官僚を指揮できないのだ。

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転がり始めた!

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/7 水曜日

今日のテロ特は、朝十時から一時間、秘密会。
第一委員室へ向かって歩いていると、先輩のキャリアの中で秘密会ってこれまでありましたか、と一回生から尋ねられる。
先輩のキャリアって、俺そんなに年喰ったかなとちょっと複雑な感じ。
差し替え要員の国対の一回生もマスコミも政府委員も全てシャットアウトで、一時間の秘密会質疑。変な感じだ。
でも、秘密会でやるような質疑かというと、別にそんなこともない。質問もなんだかよくわからんものばかりだし。
質疑の内容は...ひみつっ。

あるメディアから、2000年ごろのある議員立法の経緯について取材される。そんな昔のこと、覚えてないよと思ったが、その頃の国会日記を見てみると、結構詳しく書いてある。
そういえば、ああだった、こうだった。

97年からの国会日記は、
http://www.konotaro.org/2003/gomame/gomamemukashi.html
で、ご覧下さい。
なんか昔っからいろいろやってるなという感じです。

全銀協から登記オンラインに関して、全銀協の取り組み(正確には、取り組まず)をうかがう。
オンラインをやることが目的ではなく、それによって国民生活と経済にメリットを出すことが目的なので、本末転倒にならないようにお願いする。
来週、PTで説明をいただくが、金融機関が絡んだ登記に関しては、かなり厳しいという認識になる。

法務・自治関係団体委員長として、都道府県、市町村、関連団体等々からの税制改正要望をヒアリング。

小沢辞任劇の一連の流れを見て、どうも官邸は、再議決しても問責はないと踏んでいるような話が流れている。
それは大きなまちがいだ。再議決、問責、解散への道を転がり始めたような気がする。

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Red Tape

Posted by 河野 太郎 on 2007/11/6 火曜日

九十歳を超えるおばあちゃまが、七十歳の一級の障害者である息子さんの面倒を見ているという老々介護の逆バージョンのケースが地元である。
食費その他で入院の費用もそれなりにかかるのだが、一級の障害者なので高額療養費も医療費控除も関係ない。
なんかできることはないかと市役所で相談しているうちに、障害基礎年金は支給されているが、障害厚生年金は支給されていないことがわかった。
年金番号もきちんとしているし、社会保険庁も受給資格を把握しているにもかかわらず、申請がこれまで無かったから、支給していませんという社会保険庁の返事に、市役所もうちのスタッフもぶち切れた。
寝たきりで動けない障害者に障害基礎年金を支給しているにもかかわらず、障害厚生年金のほうは申請がないから支給していませんというのは...。

党内の議論で、申請主義をやめるべきではないかというと、社会保険庁は、記入済みの裁定書を送っていますのでそれを確認して頂くだけです、申請主義はやめましたというような回答になる。
でも、やっぱり、こういうケースには対応できない。

市役所の部長さんからも、舛添大臣が自治体は云々とおっしゃっているようだが、こういうケースがあることに対して舛添大臣はどう対応して下さるのか、と。
自治体の現場では、社会保険庁に対する問題意識(不満、鬱憤)はかなり高い。
それなのに厚生大臣のあの自治体は云々という発言はないのではないか、と。

早速、ご指摘いただいた問題点を取り上げたメモを用意して、大臣にアポを申し込む。

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