Posted by 河野 太郎 on 2006/3/31 金曜日
朝7時前にウォーキングから帰ってきた杉浦大臣を高輪宿舎の玄関でお待ちして、大臣車に便乗させて頂く。
大臣は毎日万歩計をつけて一万歩以上歩き、法務委員会で何時間も答弁し、たばこを吸い、酒を飲む。元気だ!
大臣が議了案件で参議院の本会議に出席するため、今日付で退職する大臣官房審議官と施設課長の二人に代理で辞令を交付する。ありがとうございました。
今日付で異動する人間の多いこと。あとからあとから挨拶が続く。
国会中なのに大臣付きが二人も異動する。
入管PTメンバーも今日の法務委員会で国籍法の関係で後ろに座っていてくれたかと思えば月曜日から鹿児島!
法務省の男女共同参画推進本部も今日付で資料収集が終わり、来週から立ち上がる。助走期間が長かったからいきなりフル回転。
入管PTも新メンバーを加えて月曜日からと思ったが、どうも4月3日は異動初日で機能しそうもない。
だから検事正と次席がそろって異動する地検は一週間時差を設けてさみだれで異動になる。
法務委員会。
答弁席に早めに座っていると松島みどり代議士がツカツカとやって来る。実は3月17日号に「今日に限って松島さんが地味な服で委員会に来るので」驚いたと書いたのだが、あれは地味な服ではなくシックなよそおいだと訂正要求。
謹んでお詫びすると同時に下記のように訂正します。
『しっかりとメモをとっていたはずなのに、今日に限って松島さんがシックなよそおいで委員会に来るのでそれに驚いて具体例をいくつか落としてしまった。』
どうも僕の表現力不足で...
枝野代議士が医療過誤の問題を取り上げて質問する。
医療過誤が交通事故と同じ業務上過失致死傷という扱いでよいのかという問題提起と同時に、法務省と厚生省がどの程度の医療過誤を刑事事件とするか明確な基準を設けるべきだと指摘する。
僕はそれはおかしいのではないかと若干反論。
本来、医療過誤なのか避けられないリスクなのかを判断すべきはプロフェッショナルである医師の組織が自律的にルールを決めるべきで、役人が口を挟むことではないはずだ。
医師会を改編し、弁護士会などのような自律的な組織にして、そこが職業の名誉にかけてしっかり判断するべきだ。
今日の三時から執行部退陣という状況では、枝野さんも内心は気もそぞろだったろう。
民主党の細川代議士が国籍法の議論を民事局長とやり、自民党の倉田代議士が日本の裁判の糾問主義的な変遷をモノローグし、さながら法科大学院の授業のようだった。
民主党が三時からいろいろあるようなので、法務委員会は三時前に終了。
朝十時に臓器移植法の改正案ABが国会提出される。
いよいよ今国会中に審議入りか。
塩崎外務副大臣のオフィスを訪ね、入管プロジェクトのアウトプットについて意見交換。
ついでに法務省関係の要請をいくつかする。早速関連部署に電話をしてくれようとするのだが、電話番号簿から担当部署の番号が見つからない。某週刊誌によれば、副大臣はあらゆることに関して外務省のあらゆる課長に電話をかけまくっているはずなんだが、その割には電話になれていませんね、とからかう。
週刊誌で有名になった副大臣秘書官を見て、うちのスタッフ(来週から副大臣付きから大臣付きに昇格!)は荒勢みたいですねと感動していた。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/30 木曜日
入管法の改正が衆議院の法務委員会で可決される。
法務委員会には民主党の若手のなかできらっと光りそうな津村(これまでにも他の委員会での質問を聞いていておおっと思った)、石関(ある先輩がちょっとおもしろいぞと言っていた)という二人がいる。この入管法の質疑でも気にしていたが、法務委員会の質疑の中では社民党の保坂代議士に一本とられた。
出入国を円滑化するための自動化ゲートを使用するために登録した指紋が、本人が死亡しても抹消されないのはおかしいという指摘はまさにその通りだ。
答弁していてこりゃおかしいなと思ったし、副大臣が口をぱくぱくさせているのを見て入管局は一定期間で登録を更新させ、更新がなければ期間終了と同時に抹消する検討に入った。
塩崎恭久外務副大臣から電話。
ちょっとした政策に関することだが、やっぱり冴えている。
惜しむらくは松山出身のくせに坊ちゃんの無鉄砲さがないことだ。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/28 火曜日
自民党の政審・総務会で臓器移植法の改正案を党議拘束なしで国会に提出することが了承され、31日にも国会に提出されることになったと聞いた。
この通常国会でできれば審議入りして欲しい。
裁判所の定員法が参議院の法務委員会で可決される。
衆議院の法務委員会は引き続き入管法の審議。十一時から十二時までと一時から四時まで。
4月1日、2日と神奈川県下全選挙区の統一地方選挙に向けた情勢のヒアリングを実施する。4月上旬にも第一次の公認決定に向けて動く。
全選挙区に公認候補を擁立するというのが狙いの一つである。
環境問題を中心に地位協定の改正の頭出しをしていきたいという地道な作業に対して、まるで後ろから鉄砲を撃ってくるかのような神奈川県知事のスタンドプレー。いい加減にして欲しい。
JAPAN-ARAB Leadership Networkの準備が急ピッチで進む。
中東流の各国代表が順番に演説をする部分は割愛し、テーマを決めて議論する、とくに小グループに分かれて議論することを中心に日程を組むように打ち合わせ。
とにかく飯食って、腹割って話すことが大事だ。一緒にやるイベントもヨルダン側で準備が進む。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/27 月曜日
自民党神奈川県連役員総会。
河野太郎の県連会長の再任が正式決定。
幹事長には斎藤達也幹事長再任の指名をする。
新体制発足により、来年の統一地方選挙へ向けての選挙態勢づくりを急ピッチで進める。これまでの約束通り知事選挙に関しても議論を始める。
市町村が果たすべき役割を持っている国の政策については、県連が中心になって国・県・市町村が同じ方向を向いて自民党の政策を遂行していくようにリーダーシップをとると会長挨拶で触れた。
県連の意思決定に一般党員にも加わって頂くシステム作りと政策議論に市町村議員にも参画して頂ける体制を作る。
さらに来年の市町村議員選挙では全ての自治体で自民党公認候補擁立を目指す。
公約通りに青年局から三十歳以上の党員を外し、青年局は二十代の党員にまかせる。もちろん青年局長は意思決定機関である県連総務会のメンバーになる。
秋の総裁選挙に際しては、派閥が跋扈するようなことはさせないことを言明する。時計の針を戻してはならない。
役員総会後、斎藤幹事長と人事に関する打ち合わせ。
総務会の構成など大まかな話をする。
党本部の青年局の会議に誰を出すのかということについてはもちろん二十代の青年局長を送り出すということで一致。
県連から法務省に戻って入管局と秘書課のレク。
副大臣を拝命した直後は、法務省には「ナントカかずき」さんという名前が多いなあと思っていた。とくに秘書課は課長補佐が松下かずきさんと松井かずきさんという一字違い。人事課にもかずきという名前がいるし。
不思議だったのは、温厚な齊田秘書官が秘書課の二人に限って呼び捨てにする。それじゃあ、秘書課の松井かずきからレク入りますとか、秘書課の松下かずきが男女共同参画の説明に来ます。
しばらく経ってから「まつしたかずき」は「松下香月」じゃなくて「松下課付き」なんだと気がついた。
法務省は課長補佐ではなくて課長の下に課付き検事という役職がいて、副課長のようなことをやっている。課付き検事略してかづき。
できそうな若い検事を連れてきてかづきにして心身共に鍛えて現場に送り返すのだそうだ。
法務省にはどういう役職があるのかと思って調べると企画調査官、試験管理官、施設設計調整官、訟務調査官、訟務調整官、資料調査官、民事調査官、地図企画官、刑事調査官、国際刑事企画官、矯正医療企画官、矯正医療管理官、恩赦管理官、精神保健観察企画官、保護調査官、処遇企画官、人権擁護調査官、入国管理企画官、出入国情報分析官、入国管理調整官、審査指導官、警備指導官、矯正調査官、あれっ、なんか抜かしたぞ。
この他にも事務次官、審議官、三時間、四時間、いや違った参事官だ。
法務省は四月一日付けで大異動が始まる。国会中だがおかまいなしだ。それだけ現場を抱えている役所なのだということを実感する時でもある。
FMラジオJ-WAVEの角谷浩一さんが担当するJAM THE WORLDに生出演。15ミニッツというコーナーで、レポーターの南部広美さんは今日が最終回という記念すべき日にあたった。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/25 土曜日
あるマスコミからまぶちすみおと河野太郎の場外乱闘ですかというご質問を頂く。
はっきり言ってまったくどうでもいい人が何をしてもこっちには関係ないが、気になる人が何かやるとすごく気になるということだと説明する。
例えば、僕の選挙区に貼ってある河野太郎のポスターは、通称マトリックスポスターと呼ばれ、僕の自信作である(僕のスタッフの中にはなーにこれと納得しなかったのもいるが)。
まあ、これが日本一のポスターだが、まぶちすみおのポスターはたぶんキューバだろう。
奈良のどこか(奈良の人はどこだかすぐわかると思うが)をまぶちすみおが一人で歩いているポスターだが、これがすごくよい。そして、たぶん日本一、本人の顔が小さいポスターだ!!
後学のためにマトリックスポスターと平城京ポスターを一枚交換してもらった。
(マトリックスポスターを貼るための掲示板をつけていただける場所を募集しています。)
我が母校のジョージタウン大学がSweet16と呼ばれるNCAAトーナメントのベスト16入りした。ベスト16入りはこれで10回目になり、回数では歴代12位。
が、フロリダに53-57で負け、Elite8と呼ばれるベスト8を逃した。残念。
ジョージタウンの国際学部はカタールのドーハに新キャンパスを作る。今年の秋に25人の新一年生が入学し、ワシントンのキャンパスと同じ教授陣が教える。
このキャンパスでは男と女はきちんと分けられ、女は黒いベールをかぶらねばならないという要求がカタール側から出され、ジョージタウンはそれを一蹴し、交渉は決裂寸前だった。
結局、このキャンパスでは学生をMen & Womenではなく、Boys & Girlsとして扱うことにして、男女同じ教室、ベールなしで決着した。さすが外交官を養成してきた国際学部。
厚生労働部会と脳死及び臓器移植に関する調査会の合同会議で臓器移植法の改正案A案、B案の勉強会が開催された。
政府の一員として議員立法に関わることはできないが、大村部会長の許しを得て、一言発言させて頂く。
できる限り速やかな国会提出を目指すことになった。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/23 木曜日
在京のレバノン大使が帰国することになったので、丸谷佳織元外務政務官(中東担当)と一緒にさよならディナーをホストする。
在京のアラブ各国の大使も招待し、合計十四カ国の大使も出席頂いてのディナーになった。
アラブの大使の中では97年に来日したチュニジア大使が最も先任だが、今日はあいにくとご不在。
主賓であるレバノン大使が99年来日で筆頭の先任順で、以下、
ヨルダン 2000年11月着任
オマーン 2000年12月
パレスチナ 03年2月
シリア 03年4月
モロッコ 03年9月
エジプト 03年11月
イエメン 04年1月
リビア 04年4月
サウジアラビア04年9月
イラク 04年11月
UAE 05年1月
クウェート 05年12月1日
アルジェリア 05年12月12日
(チュニジア、カタール、スーダン、モーリタニア、ジブチ欠席)
入管に関する話題が続出。入国の際の指紋採取に関してはUAEの大使からUAEはすでに外国人からの指紋採取を始めたが、不法入国者の防止に役立っていると激励される。各国の大使から、中東からの来日者からは指紋を採るがアメリカからの来日者からは指紋を採らないといった差別的なことになるのなら反対だという声があがるが、国によっての差別はないと説明すると納得頂く。
法務省に対するご要望を伺う会のようになってしまったが、中には外務省の管轄のこともあり、それは外務省の担当ですと答えると、じゃあ仕方ないとあきらめ顔になる。外務省はよっぽど対応が悪いらしい。
問題があったらその原因は何で、どうやったら解決できるか、あるいは納得してもらえるかという思考回路が外務省にはないようだ。
塩崎副大臣、しっかりやって下さい。
原子力空母の件で、外務省にいくつか質問をしたら、..ということはないと承知しているとか、...という連絡は受けていないとか、木で鼻をくくるような答が返ってきた。
こっちは一生懸命、説得しようと思って説明用の資料を作っているのに、まったく。
こら、塩崎恭久、しっかりやれ。
馬淵澄夫代議士が提出した201問の質問主意書が問題になっている。もともと主意書は役所にとってものすごくストレスになる。濫用すればこの制度をやめましょうかという話にもなりかねない。
さいきんのまぶちすみおはちょっと本筋からはずれているような気がする。この国をどうするかという議論と主意書の質問の間に深ーいギャップを見たのは僕だけではないと思う。ちょっと悲しい。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/22 水曜日
水曜日
7時半高輪宿舎発。
党本部で政策ユニット。裁判員制度について、いかに制度を広報していくかという議論。
法務省に戻って委員会答弁のレク。
10時 参議院法務委員会 法務省予算の審査
11時40分 午前の部 終了
法務省に戻って答弁レク続き
十分程度でサンドイッチをつまみ院内へ
1時 参議院法務委員会再開
2時20分 参議院法務委員会終了
2時30分 衆議院法務委員会 入管法改正案の質疑
4時45分 衆議院法務委員会 終了
民主党の平岡議員が、河野さんもそのうち総理を目指すでしょうからと質疑の中で言ってくれたのに対し、そのうちではなく九月からでもやりたいと思ってますとよけいな混ぜっ返しをしてしまった。ごめんなさい。
夜、高輪宿舎のエレベータで一緒になった水野賢一代議士(法務委員会で聞いていた)に笑われる。
新幹線で箱根の会合へ その後茅ヶ崎のお通夜へ
夜遅く高輪着
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/19 日曜日
日曜日 防衛大学卒業式典
本科50期生、理工学研究科前期課程43期生、理工学研究科後期課程第三期生及び総合安全保障研究科8期生卒業式典など
タイムテーブルは
卒業式
十時開式
栄誉礼 3分 総理に対して
開式の辞 1分
国歌斉唱 2分
卒業証書授与 37分
学位記授与 3分 代表者のみ
学校長式辞 5分
内閣総理大臣訓示 6分
防衛庁長官訓示 5分
来賓代表祝辞 5分
卒業生代表答辞 5分
学生歌斉唱 3分
閉式の辞 1分
一般幹部候補生任命・宣誓 10分 陸海空代表一名ずつ
栄誉礼 3分 総理に対して
(スケジュールより15分遅れになった)
観閲式
十二時半開式(二十分遅れになった)
観閲官臨場 1分 学校長が務める
観閲官に対し敬礼 2分
国旗入場・国旗に対し敬礼 5分
巡閲 4分
観閲行進準備 4分
祝賀飛行 5分
観閲行進 13分 在校生のみ
観閲官退場 1分
この後、午餐会があるのだが時間の都合で退出する。
卒業式では演壇の隣に盆栽と並んで座る席に指定され、卒業証書授与を最も近い位置から見ることになった。
式典用のスロープが設けられ、一人が授与されるごとに続く学生が一歩ずつ前に出るところは見ていて壮観だった。
卒業証書の授与はみていておもしろい。
学校長が卒業証書を黙ってすごい勢いで学生の方に両手で突き出すと、学生はそれを両手で受け取り、前に高く掲げながら左向け左をし、スロープを歩きながら証書を二つ折りにして脇の下に抱える。
最後の学生だけが学校長と握手する他は特にお辞儀もなく名前を呼ばれるとどんどん学生に向かって証書が突き出される。
タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、モンゴルそれにルーマニアなどからの留学生も一緒に卒業する。
日本人かと思えば留学生だったり、おっ、どこの国かなと思えば日本人だったり、みんな防大の制服をピシッと着こなす。
女性も二十数名。
卒業式の後、卒業生が帽子を投げ上げるのを見るのを楽しみにしていたのだが、見られなかった。来賓の前でそんなことをするのは失礼だということから、来賓が退場した後に帽子投げが始まる。もしも、防大の卒業式に来賓として参加して、帽子投げを見ようとするならば、来賓退場のアナウンスでさっさと退場し、すぐさま別の入り口から戻ってこなければならない。
ちなみに制服一式は貸与品なので、投げられた帽子はせっせと下級生が拾い集め返納されるらしい。
卒業生はさっさと部屋に帰り、新しい自衛隊の制服(一般幹部候補生の記章付き)に着替えて観閲式で後輩が行進するのを見物する。
彦谷教官と彦谷ゼミの学生と一緒に、初代校長の像の前で写真を撮る。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/18 土曜日
土曜日
品川駅朝九時ののぞみに乗って岡山へ。
国立病院機構岡山医療センターで開催された財団法人岡山県臓器バンクとNPO法人岡山県腎臓病協議会主催、岡山県後援の臓器移植講演会へ。
一時半から約五十分の基調講演。
その後岡山大学大学院医歯薬学総合研究科救急医学氏家良人教授と川崎医科大学救急医学鈴木幸一郎教授からの二十分ずつのプレゼンターション「臓器提供に対する救急医の役割」「臓器提供症例の経験から」に引き続き、国立病院機構岡山医療センター移植センター長の田中信一郎先生の司会のもと三人でパネルディスカッション。
パネリストがマイクをつかんでどんどんと問題提起するおもしろいセッションだった。
救急医の先生と移植の話をする機会は割と少ないのだが、お二人は積極的で勇気づけられた。
四時過ぎに終了。
六時の新幹線のぞみに乗って帰途につく。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/17 金曜日
金曜日。
朝、役所に行くと僕の机の上に一枚の切り抜きがおいてある。
某省の副大臣の秘書官がその副大臣に邪険に扱われて、耐えきれずに交代したという某週刊誌の記事。その記事の最後にこうあった。新秘書官は「見た目もドッシリとしていてレスラーのような体型。いかにもプレッシャーに強そうなタイプです」。
ここまで読んでははぁと思った。法務省の副大臣秘書官は、まさに見た目もドッシリとしてレスラーのような体型で、まったくプレッシャーを感じない人なのだ。うちは最初からそういう人間を秘書官に選んでいるからご安心下さいという人事課からのメッセージだった。
ちなみに法務省の副大臣担当は四人いるが、そのうちすでに二人は交代している(いまだにどの週刊誌も書いてくれないが)。もう一人も四月一日で交代する(ひょっとすると大臣が讃岐うどんをお好きなのではないかと思う)。
最初から交代がないのがそのレスラーともう一人の係長。この係長は毎月預かり金が足りなくなったといっては僕を脅して地下のATMまで付き馬に来る。そのプレッシャーで副大臣もそのうち..。
衆議院の法務委員会で入管法の質疑。
八時半からレク。
答弁内容もさることながら、例えば松島みどり代議士には、外国人の円滑な出国などと言わずに出国する外国人が長蛇の列を作ることがないように、とか、待ち時間を短くするようになどとわかりやすく言えとか、具体的な例を挙げて答弁しろとか細かい振り付けが来る。
九時半から二時間の法務委員会。
しっかりとメモをとっていたはずなのに、今日に限って松島さんが地味な服で委員会に来るのでそれに驚いて具体例をいくつか落としてしまった。ゴメンナサイ。
えっ、人のせいにするなって!?
本会議後、登記オンラインプロジェクト一回目の会合。
全銀協からテスト地域の金融機関に参加のお願いをしてもらうことに。その前に金融庁に話を通さなくてはいけないので電話でお願い了承をもらう。
夜は第五回目の日系アメリカ人リーダープログラムの夕食会。
シアトル選出のワシントン州下院議員シャーロン・トミコ・サントスをはじめ今回も多彩なメンバーが来日。
劇作家のフィリップ・カン・ゴタンダ、南フロリダ水資源管理局のディレクターを務めるホセ・ケンイチ・フェンテス、元CNNのキャスターで現在ロサンゼルスのテレビ局KTLAの夜のニュースの司会フランク・バックリー(彼のおじいさんは僕のおじいさんである河野一郎と親交が深かったそうだ!)、コールケミカルCEOのドナ・フジモト・コール、全米各地の警察組織や中南米の治安機関のコンサルティングをやっているクレイグ・ウチダ博士、カリフォルニア州の人事委員会のフロイド・シモムラ、マサチューセッツ州立大学の心理学部助教授カレン・スエモト博士等々。
このプログラムからダニエル・イノウエ上院議員の後継者が出てくるだろうか。
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Posted by 河野 太郎 on 2006/3/17 金曜日
空港プロジェクト。
委員会の答弁でも入国審査は行列に並んでから二十分以内に終わらせると大見得を切った。
羽田空港
2月20日から2月26日までの一週間に来日外国人が6598人とプロジェクト開始から最多人数を記録。他の空港はそんなこともないので、突然の異常値。平均時間は25分に伸びた。が、3月6日から12日は21分に短縮。
出入国カードの韓国語化にJALが協力してくれることが決まりそうだ(官は平成十八年度予算からなので新年度に入札をしてからでないと印刷できず、夏頃からの導入になる。民が自分で印刷して導入してくれれば前倒しできる)。他の航空会社にもぜひお願いしたいと思う。
韓国大使館がここまでの努力をかなり評価してくれて、韓国サイドでも円滑化に向けて更なる努力をいただけることになった。
成田空港第二ターミナル
日本人ブースを減らし外国人の審査用に振り替えた効果が大きい。
2月13日から19日の週は平均25分、最長45分だったが、
3月6日から12日の週は平均17分、最長25分。2月27日からの二週間で、二十分以上かかったのは二日だけ。
夕方のグァム、サイパン、ハワイ便の重なるところで日本人の列が十二、三分に伸びた。誠に申し訳ございませんが、しばらくこの体制でやらせて頂きます。
ANAがターミナルを移動すると、日本人の数が平準化され、日本人の列も短縮できるようになる。
成田空港第一ターミナル
2月20日から26日の週は平均32分、最長40分。最長審査待ち時間が二十分以内に収まった日はなかった。
日本人ブースを減らし外国人審査に配置を換える。効果てきめん。
3月6日から12日の週は、平均17分、最長27分。最長審査待ち時間が二十分を超えたのは27分を記録した12日の日曜日だけになった。
関西空港
関西空港では、職員の協力を得て、ピーク時にあわせて勤務時間を変更した。現場ならびに本省のみなさんに感謝。
セカンダリー審査(ブースで時間がかかりそうになったら別室にご案内し審査する)を導入し、さらに時間帯によっては事務室での作業を止めて、応援に出る。場合によっては北から南に走る。
北審査場では、2月13日からの週では最長49分、平均34分だったものが、3月6日からの週では最長18分、平均15分に短縮した。
南審査場は外国人の増加もあり、最長29分、平均21分。
中部国際空港
新しいので施設の配置もよく、到着する便の時間帯が重ならず、他の空港と比べて条件はよい。
しかし、2月20日からの週では最長40分、平均26分と今ひとつ。原因はセカンダリー審査にする割合が成田の十分の一と遠慮がちなこと。セカンダリー審査に回さずにブースで慎重審査をしてしまうと列が滞る。遠慮せずにセカンダリー審査を使うようにとの指導が審議官からはいる。3月6日の週は最長22分、平均20分。
ここはまだまだ短くなりそうだ。
福岡空港
特定の時間帯に到着便が集中する。が、勤務時間とピークがあわない。最も混む時間帯に外国人審査を10ブースでできるように勤務態勢を組み直す。
最も混んでいた便は恒常的に50分以上かかっていたが、それが22分まで短縮し、全体の平均も14分に。
那覇空港
ここもフライトと勤務態勢があっていない。小さい部署なので那覇支局とセットで勤務を組み換える。
羽田ではうるさいほどある出入国カードの記入例をはじめとする表示が全くないので、羽田の表示を導入する。空港表示の標準化が必要だ。
当初35分かかっていた便がわずか7分になった。一便を除いて20分以内を達成し、平均審査時間は13分になった。
新潟空港
諸事情があるが平均は23分に。ブースはあるのでまだいける。
岡山空港
捌き方が上手。特に問題なし。平均19分。
チャーター便
プレクリアランスの効果が顕著だ。
プレクリを実施した便と未実施の台湾便を比較してみる。
合計便数 審査20分以内 審査20分以上
実施 30 23 7
未実施 14 2 12
予算に制約があり、台湾には現在入国審査官を三人しか派遣できない。勤務日の関係で全てのチャーター便をカバーすることができない。残念ながら平成十八年度予算は十七年度と同じ額なので増員はない。十九年度予算は必ず増額を勝ち取るぞ。
他方、プレクリアランスは韓国便では思ったほど成果が出ない。これは仁川空港が大きすぎて、一つの便の全ての乗客がプレクリアランスを受けることができていない。プレクリを受けた乗客とそうでない乗客が混在していると到着後の審査が若干混乱し、時間がかかってしまっている。
帯広空港 自治体から一人出向してくれることに。そうなればプレクリ済みの便は全て20分を切れる。
旭川空港 プレクリでも20分を超える便がしばしばある。捌き方の問題か。
秋田空港 プレクリで28分。十八年度予算で札幌に九人増が認められた。自治体からの出向と札幌要員の応援で対応する。
新潟空港 プレクリ便は問題なし。
大分空港 仁川便のプレクリ率が二割から五割と低く、かえって混乱している。
宮崎空港 プレクリ率が低く、審査時間の短縮に結びつかない。
入国審査の待ち時間がここまで短くなっているんだから、税関や出国の時の手荷物検査もよりスムーズになるんでしょうね、財務省と空港会社さん?
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