ある二月の一日

2017.02.17

2月15日水曜日

8:00 自民党厚生労働部会 受動喫煙防止対策

2003年12月12日は、いわば自民党の禁煙記念日にあたります。
私は、党の環境部会長として、自民党の環境部会の全面禁煙を宣言し、禁煙マークを張り出し、会議室から灰皿を撤去しました。

それでも灰皿がないぞ、持って来いという議員もいましたが、環境を議論するときに、煙をもくもくと吐き出していて議論になるかと啖呵をきって、全面禁煙にしました。

以後、少しずつ党本部でも禁煙が広がりましたが、それでも組織のトップがスモーカーだと、党本部でも自分の部屋は喫煙OKと勝手に宣言して、なかなか根絶というわけにはいっていません。

この日の議論も、理屈にならないわがままな議論ばかりでしたので、少々頭にきて、かなり強めに規制賛成論をぶちました。

自民党の国会議員は、もう少し、世界的な流れを勉強する必要があります。

9:30   来客

10:00   消費者庁 法案条文説明

消費者庁が今国会に提出予定の法案の条文ができたので、逐条で条文の説明を受けました。

衆議院消費者問題特別委員会の筆頭理事として、この法案の成立に責任を持つ立場です。

この国会では法案審議の他に、消費者庁の移転先の徳島県の視察も委員会としてやりたいと思っています。

10:30   モロッコのアーメド・アバディ氏

アバディ氏は、モロッコで有名なイスラム学者。

とくに、ISなどのイスラム教過激派に洗脳された若者等を社会復帰させるプログラムの権威です。

ISなどが振りかざすイスラム教の教えが、いかに誤っているか、いかにコーランや預言者の言葉とずれているかを丁寧に説明し、説得し、目を開かせるということを、アバディ氏はモロッコでやってきました。

このプログラムをアジアのイスラム教国家にも広げ、そのための人材を育成することに日本としても支援する必要があると思います。

アバディ氏の英語は、非常に格調高く、昔、NHKの磯村キャスターがおっしゃった「英語は教養、フランス語は実用」という言葉、まさに英語は教養がにじみ出るなと思いました。

私の英語は相変わらず、学生英語です。

12:00   Ye Doomsday Project  岩田一政・日本経済研究センター理事長

行革推進本部のYe Doomsday Projectとは、日銀のマイナス金利とバランスシート問題についての議論の場です。

とくに、出口のところで日銀が債務超過に陥り、政府から資本注入が必要になるのか、資本注入するのか、預金準備率を引き上げるのか、その時に金融機関を公的に支えなければならないような状況になるのか等、財政とのかかわりに関する頭の体操をしておく必要があると思っています。

13:30   総務省(統計改革) 

統計改革に関して、行政改革推進本部がどうかかわっていくのか、打ち合わせです。

14:00   厚労省医政局長

これまで厚労省は、ウェブサイトは一般の人が見るものではないので、医療機関のウェブサイトは広告扱いしないという1980年代にタイムスリップしたような立場をとってきました。

そのため、美容整形などでウェブ上の虚偽・誇大広告に引っかかって被害を受ける人が続出し、消費者委員会から厚労省に対して、強く是正が求められました。

私が消費者問題担当大臣の時に、2度目の建議が行われ、消費者委員会の委員長からも、強く厚労省に対応させるように求められました。

しかし、まだ、厚労省はウェブサイトは広告ではないと言い続けたため、党の特命委員会の席上で、ウェブサイトを広告としないような医療法の改正には反対だと主張しました。

さすがに2010年代に入って、ウェブサイトは一般の人が見ないとは厚労省も言えなくなり、今回、ウェブサイトも広告として扱い、厳しく規制することになりました。

しかし、まだ、自由診療に関する情報を例外的にウェブサイトに載せることを認めようとしていますので、いかがわしい治療に関しては、どの程度いかがわしいのかがわかるようなルールをきちんと作っていきたいと思います。

15:00   厚労省(MRワクチン) 

茅ヶ崎市でMRワクチンが足りず、幼稚園の子供たちが3月末までに二期の接種を受けられないという事態になりつつありました。

全国的にはMRワクチンは足りているのですが、局所的にものがないという現実があります。

厚労省の健康課で、茅ヶ崎市の医療機関をヒアリングし、ワクチンの卸やメーカーにさかのぼって、どこが原因でこうした事態になったのかを解明し、対応策をとると同時に、MRワクチンそのものが市内にきちんと確保できるように対応をしてもらっています。

三月の頭にかけて、この国会に提出される法案の自民党内での審査が急ピッチで続きます。

しかし、今朝の受動喫煙防止策に関する議論などは、むしろ国会でそれぞれの議員がきちんと議論をし、それを国民に聞いていただくべきものだと思います。

自民党内でまとまらないと法案が出せなかったり、党内の議論はオープンになっていなかったりという今のやり方は早く是正すべきです。



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