天皇誕生日宴会

2016.12.23

『天皇皇后両陛下は来る十二月二十三日宮中において御催しの天皇誕生日宴会にお招きになりますのでご案内申し上げます
平成二十八年十二月一日
宮内庁長官 山本信一郎
衆議院議員河野太郎殿
    同   令夫人』

天皇誕生日。
ご招待を受け、宮中の宴会の儀に出席する。

当日の服装は、男子はモーニングコート、紋付羽織袴これらに相当する制服など。女子はロングドレス、デイドレス、絹または絹風のワンピース、アンサンブル等。帽子、手袋は随意。又は白襟紋付、黒留袖も可。紋の数は随意。

宮中の場合、お祝い事でもモーニングコートは黒のベストで白襟はつけない。ネクタイはストライプではなく銀鼠色一色のもの。

新人議員のころ、先輩議員にドレスコードを注意された。

大臣、副大臣の認証式では厳しく注意される。

それにもかかわらず、いい加減なドレスコードで参内している議員が目に付く。

皇室典範の議論をしている議員が、モーニングコートに白襟つけてストライプのネクタイ締めて参内していてはいけない。

12時10分から12時40分の間に皇居正門から参入する。
カメラは持ち込みできない。

春秋の間で待機。

12時45分に豊明殿に案内される。
国会議員の席次は誕生日順。

13時に両陛下並びに皇族方がお出ましになる。

宴会の儀
天皇皇后両陛下を先頭に皇族がお出ましになる。 一同起立
天皇陛下がお言葉をお述べになる。 一同着席のまま
内閣総理大臣が祝詞を述べる。   一同着席のまま
衆議院議長が乾杯の音頭を取って、一同盃を挙げる。 一同起立

食事は毎年、全く同じ料理が出される。
(以下宮中で出されたメニューの通り)
汁物  白味噌 巻鯉 柚子
作身  鮃 松笠烏賊 からすみ 白髭大根 打胡瓜 花山葵 防風 紅蓼
取肴  日の出蒲鉾 松風焼若鶏 鶴亀羹
焼物  塩焼姿鯛 阿茶羅菊蕪 酢取生姜
温物  茶碗蒸 鰻 銀杏 薄竹筍 
加薬飯 鯛曽保呂 椎茸 干瓢 筍 錦糸玉子 紅生姜
温酒

汁物、茶碗蒸し、加薬ご飯はその場でいただく。お刺身を詰めて持ち帰る人もいる。もちろん蒲鉾や鶴亀羹などをその場で食べる人もいる。

盃は記念に頂戴する。

注がれたお酒を干さないと盃を持って帰れない。そのままにしておくとすぐにまたお酒を注がれてしまうので、さっさと盃箱に詰める。

食事中は暖かいお酒だけしか飲み物が出ないので、飲み物がない。

終わり頃にお茶が出る。

加薬ご飯は二杯目を持ってきてくれるので、二杯目は折りに詰める。

スプーンは出ないので、茶碗蒸しも箸で食べる。

13時45分に天皇皇后両陛下が御退出になる。  一同起立
(陛下が立ち上がられると、毎回、議員の一人が音頭を取って「天皇陛下万歳」を三唱する)

皇族が退出される。

一同、鯛、蒲鉾などを折に詰めて、退出。

塩焼きの鯛は尾がピンと跳ねているので、折りに入れると尾がつかえてふたが閉まらない。出席者はそこで尾をのばすか、折り曲げるか悩む。

折りと盃のほか、九重饅をいただいてかえる。

退出口で車の番号を呼んでもらう。

ドライバーは地下で待機。お茶と岩のように硬い赤飯(某事務所スタッフ談)が供されるそうだ。



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