大臣の採点を評価する!?

2014.08.26

内閣改造の前後に番記者がそれぞれ大臣の採点をするという記事がよくある。

ところが採点された方の大臣が採点した新聞記者を評価して話題になっている。

山本一太大臣のブログから。

『 8月23日の朝日新聞「第2次安倍内閣・閣僚通信簿」には、「各閣僚を間近で取材し続けて来た『番記者』が、独自の視点で通信簿をつけた」という解説があった。 が、少なくとも、山本一太の評価を書いた蔭西晴子(かげにし・はるこ)記者について言うと、この説明は事実と違う。

 そりゃあ、そうだ。 自分はこの蔭西晴子記者を知らない。 名刺交換をしたこともなければ、言葉を交わした記憶もない。 記者会見で質問を受けた憶えもない。 会見によく出ている他の記者に聞いても、「顔が浮かばない」という。 つまり、この記者は、「閣僚を間近で取材して来た『番記者』」ではない。

 調べてみたら、蔭西記者が内閣府の記者クラブに登録されたのは7月4日だ。 以来、8回、会見を開いているが、恐らく2回(?)しか顔を出していない。 内閣府の担当になって50日しか経っていない記者に、「大臣としての1年8ヶ月の仕事」を評価させるというのは、あまりにも手抜き(アンフェア)ではないだろうか?!

 蔭西記者の付けた通信簿によると、山本一太沖縄・北方大臣は星2つ。 「物言う持ち味、影潜める」と題された通信簿の内容を簡単に言うと、「発信力を期待されて起用されたが、力を十分に発揮したとは言い難い。週2回の記者会見は独自の発信。他省庁に主導権を握られた内閣府の活動を説明しようとしたひたむきさで星3つ。が、ウクライナ問題で領土担当相として明確なコメントが出来なかったのでマイナス1。結果は星2つ」というものだった。

 大臣としての600日を振り返ると、いろいろ反省すべき点も多い。 「発信力」より「慎重さ」を選んだ面もあった。 このことは、改めてその3に書くつもりだ。 が、しかし、蔭西晴子(かげにし・はるこ)記者の記した山本一太の通信簿の内容は、他の閣僚の評価と比べても最悪だった。 星の数が2つだったからではない。(笑) 閣僚として進めて来た様々な政策について、全く言及がなかったからだ。

 独自の記者会見は、大臣として担当した各部局の努力の結晶だ。 この点を評価してくれたのは嬉しい。 が、蔭西記者は、過去120回以上に及ぶ大臣記者会見のうち、たった2回(?)しか出ていない。 適当に(多少なりとも)ポジティブな材料を探したという感は否めない。

 内閣府特命担当大臣として任された分野は多岐に渡った。 沖縄振興、北方対策、科学技術イノベーション、IT政策、宇宙政策、海洋政策、知的財産戦略、領土問題、原子力委員会…。 過去1年8ヶ月、こうした分野における内閣府の司令塔機能を高めるため、(関係部局のスタッフと力を合わせ)努力を重ねて来た。 どの政策分野も「間近で取材していない」蔭西記者には、どこでどんなことが行われて来たのか、ほとんど分かっていないと思う。』

メディアの評価も大切だが、メディアももちろん評価にさらされるべきだ。



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