夜8時から党首討論を

2013.08.04

8月2日に召集された臨時国会は、衆議院では院の構成のための初日の本会議と閉中審査のための最終日の本会議だけで終わりそうです。
衆議院の本会議は、かつて、河野洋平議長時代は、世の中がクールビズでも、上着にネクタイ着用が義務付けられていましたが、最近はクールビズでネクタイなしも認められるようになりました。
しかし、参議院本会議で天皇陛下をお迎えして開かれる開会式では上着とネクタイ着用。正面玄関前で天皇陛下をお迎えするときも、上着にネクタイ着用です。
せっかくクールビスという習慣が定着しつつあるのですから、クールビズは夏の間は公式な服装だということにすべきだと思います。
天皇陛下にも国会の開会式にクールビズでお越しいただき、議員もクールビズでお迎えするようになれば、どんな公式行事でもクールビズで行けるようになるでしょう。
そして国会も、衆議院、参議院で与党がかなりの過半数を取ったなかで、大事なのはいかに議論できる国会にするかということだと思います。
かつて馬淵澄夫、細野豪志、泉健太、長島昭久、山内康一、水野賢一、柴山昌彦各議員とともに、国会運営の改革を提案したことがあります。
そのなかで、もっとも最初にやるべきなのは、党首討論を毎週、曜日を決めて夜八時から開催し、テレビ、インターネットで生中継するというもの。
与野党の党首がきちんと国民の前で、揚げ足取りや単なる批判ではなく、骨太の議論することが定着すれば、政治に対する国民の不信感も拭い去ることができるようになると思います。
現在のような午後の時間帯では党首討論を生で見ることができる人も限られてしまいます。テレビのニュース番組のように一部だけ切り取られるのではなく、一時間、生で聴こうという人には聞いていただける時間帯で党首討論をやるべきです。
超党派の国会改革の活動を、さらに活発化させていきたいと思います。



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