今こそ国会改革

自民党が野党転落後の2010年3月12日、第174国会の衆議院外務委員会のなかで、私はこう述べた。ちょっと長くなるが引用する。
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 自由民主党の河野太郎でございます。さきの総選挙まで外務委員長を仰せつかっておりました。
 済みません、大臣にちょっとおしりを向けるようで恐縮ですけれども、質問に入る前に委員の諸君に一言申し上げたいと思います。
 さきの外務委員長時代、幾つか心を砕いておりましたことがありました。
 一つは、この委員会の質問の通告をなるべく早くやっていただきたいということをずっと委員の皆様に申し上げておりました。かつて居酒屋タクシーという話がありましたけれども、ああしたことが起きるのは、国会での質問通告が遅いために、無駄な国会待機を大勢の霞が関の官僚諸君が強いられているというのが最大の問題でございます。
 私が外務委員長のときには、前日の午後五時までに必ず質問通告をしてくださいということを申し上げ、それにおくれた人は、私、わざわざお部屋まで行って、もう一度やったら本会議の委員長報告で名前を出しますよとやんわりおどかしまでさせていただきましたが、その結果、委員会での質問通告が大変早くなりました。本当に、大勢の皆様の御協力をいただきまして、ありがたく思っております。
 そのためには、与野党の理事の皆様が委員会の日程をきちっと前倒しで決めていただかないと、委員会の質問通告を早くするということはできません。前の日の夕方にあしたやりますということが決まって、さあそれからといえば、それは質問通告は夜になってしまいますから。ぜひ、そこは引き続き新しい委員会の皆様にもしっかり御協力をいただきたいというふうに思います。
 それから、私が委員長になりましたときには、強行採決はやらないということを明言いたしました。前の委員会のときにはグアムの移転の協定がございましたので、そんなことを言って大丈夫なのかなとも思いましたけれども、そのかわり、委員長として、政府側の答弁がおかしなときには、全部答弁をとめて再答弁を求めました。
 外務大臣は委員長と同格だと思っていましたから、大臣をとめるのは失礼だと思いましたので外務大臣の答弁については委員長は何も申し上げませんでしたが、副大臣、あるいは政府委員その他、質問者がいいと言っても委員長がだめだと言ったら、もう一回答弁をしていただくということをやりました。
 きょう、笠井委員お見えでございますけれども、笠井さん、辻元さんと一緒に沖縄の辺野古の現地まで行かせていただいて、かなり丁寧にやらせていただきました。おかげで、野党の皆様の御協力をいただいて、強行採決なしにすべての案件を終えることができたというのは本当によかったなというふうに思っております。
 この外務委員会にかかる条約の中には、幾つか定型的な条約というのがございます。本来は、そういう定型的な条約については外務大臣なしでもいいんではないかということを外務委員長の方から申し上げましたが、当時の近藤理事、武正理事が、大臣じゃなければ定型的な条約の質疑には応じないということだったものですから、それが実現しなかったのは非常に残念でございますし、岡田大臣には御迷惑をかけることになるかと思います。
 ただ、次の総選挙が終わった後の外務委員会の質疑のやり方をどうするかというのは、それはいつ選挙になるかわかりませんが、与野党しっかり議論をして、次の総選挙が終わったらこの委員会はこういうふうにやろうという議論をどこかでやはりやらなきゃいかぬのかなということを申し上げまして、委員長にはおしりを向けて大変失礼をいたしましたが、今回の条約その他の質問に入らせていただきたいと思います。
 まず、岡田外務大臣におかれましては、今回の案件を質問する前に、例の密約問題の調査をいただきまして、本当にありがたく思っております。本来なら、自由民主党がみずからの手できちんと解明をし、国民に対して説明を申し上げなければいけないところを、やることができず、それを岡田外務大臣にやっていただきましたことに深く感謝申し上げたいと思います。(以下略)
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この時にも次の総選挙前に国会の新しいルールを決めるべきだと申し上げた。
現在の国会の運営ルールは非効率的であり、非生産的であり、非民主的でもある。
今後は、ねじれ国会が常態化するだろう。そのときのためのルールを解散前に与野党でつくるべきだ。そして解散後にどんな枠組みの政権ができても、そのルールで国会を運営すると言うことに合意するべきだ。



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