お役所仕事

2011.09.29

今朝の日経新聞にこういう記事が出ていた。

「厚生労働省は2012年にも、専業主婦の年金制度を見直す方針だ。」

厚生労働省が見直すのか?厚生労働省が方針を持つのか?

厚生労働大臣が、だろう。こんな馬鹿な記事を書かせて、大臣がのほほんとしていてはいけない。無機質な役所が政策をやるのではない。大臣が、政治家がやるのだ。こんな記事を書かせた役所の人間を、地球の裏側まで、すっ飛ばさなければいけない。

あれ、ところで厚労大臣って誰だっけ。

この見直しの方針は、全く意味がない。専業主婦の夫が支払っている保険料を夫婦で払ったことにしようという建前の変更だ。保険料収入が増えるわけでもない。

この建前ならば、夫婦の片方が亡くなれば、支給額は半減されてしまう。それを防ごうとすれば、わけのわからない制度になり、しかも、破綻している現状の改善には全くならない。

厚生年金の問題は、人口が減少している中で賦課方式を続けようとしていることだ。そもそもこの制度を維持できるはずがない。くだらない小手先の目くらましで時間を潰すよりも、抜本改革をやらねばならない。

民主党にまともな政治家がいれば、厚労大臣がまともな政治家ならば、こんな馬鹿なことはやめて、抜本改革の議論をすると言うだろう。

2004年改正は、もともと100年安心と言いながら、よーく見ると、積立金が百年目になくなりますという改革だった。百一年目からどうするのか。百年安心、百一年目から地獄、みたいな改正だった。

しかし、いまやその積立金も遙かそれ以前になくなってしまう。

もはやこの破綻した制度を小手先で直すのではなく、抜本改革しかない。

厚労大臣、煙草の話だけしていればいいわけではない。



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