万が一の用意

2011.03.07

永田町は雪が降った。

1996年の最初の選挙の時から写真を撮り続けてくれている友人のカメラマンにお願いをして、写真を撮る。いつ解散総選挙になってもいいように、準備を始める。決して解散すべきだと思っているわけではないが、万が一の用意だけはしておかないと。

オーストラリア大使館のレセプションで一緒になった山内康一代議士に、写真撮ってきたよと言ったら、河野さん、知事選挙ですか?

山内康一代議士が薦める本は、外れがない。今日は、佐藤栄作政権時代の「楠田實日記」を読めという。1003ページもの大部だ。

とりあえず注文を出して、読み始めたばかりのThe Making of the President 1968に集中する。ベトナム戦争、人種暴動、キング師暗殺、ロバート・ケネディ暗殺、ニクソンのカムバックと波乱の大統領選挙を描いたシリーズ第三作だが、当時のアメリカ社会の変化が丹念に書き込まれていて、非常におもしろい。

毎週火曜日午後六時から八時の定例となった東京財団の「税と社会保障の抜本改革を考える」衆参議員討論会。

菅政権が6月までに何らかの答えを出すと言いながら、与謝野大臣がやっている会議は、参加したメンバーから疑問の声が上がっている。何をしようとしているのかわからない、事前準備もない質問が出る、ただやっているだけ...。

それに比べるとこの討論会は全ての国会議員に門戸が開かれているし、かなり活発な意見交換もできる。様々なマスコミから毎回傍聴者が来てくれているし、数多くの専門家も議論に耳を傾けてくれている。もちろんUstもある。

ぜひ、与党側からも与謝野大臣、細川大臣、仙谷調査会長をはじめ多くの議員がこのニュートラルな場に参加して、議論に加わってほしい。野党側も必ずしも活発な参加とは言えないが。

国民の8割が早くやってほしいと願っている年金改革だ。
あなたの地元の国会議員は参加していますか?



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