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ニューヨーク出張

2010年04月11日 16:16|国際局長幹事長代理

ニューヨーク出張。

4月8日。
成田11:00発。
ニューヨーク10:45着。

キタノホテルにチェックインして、着替えてタクシーに飛び乗る。
14:00からコロンビア大学のWEAI(ウェザーヘッド・東アジア研究所)で講演。
オヤジの旧友のボブ・インママン教授がモデレーターを務めてくださる。

三十分のスピーチと五十分の質疑応答。
その後、フジテレビの取材。

そこからタクシーを飛ばしてトランプワールドタワーへ。
16:00から、ニューヨークに長期に滞在している日本人の方々と子どもの二重国籍の問題についての意見交換。

18:00に隣のジャパンソサィエティに移動し、18:30から「河野太郎が日本を変える」という題で講演。
やはり三十分の講演と三十分の質疑応答。
モデレーターはフリーランスのジャーナリストの津山恵子さん。

この講演会は、僕の中学校時代の同級生の牧野容子さんがスポンサーするコーポレートプログラムの一環だ。

19:30からレセプション。
20:00からはトランプワールドタワーに場所を移してのレセプション。違うメンバーも来るので、今度は短く話をして、やはり質問を受ける。
21:30睡魔に襲われ、ホテルに戻る。

4月9日。
米日財団の理事会。

08:00
最近の日米関係についての意見交換。トム・ジョンソン会長に促され、政治関係について少し話をする。

09:00
財団の財務委員会。財団には、当初、100億円近い基金があったが、リーマンショックで80億円を割り込んだ。
しかし、どうやら市場が回復傾向にあり、三月末には80億円まで基金が回復。今後の基金の投資状況などを確認。

10:45
理事会。会長挨拶に続き、前回の理事会の議事録を承認する。ジョージ・パッカード理事長より財団の現状報告。
パッカード理事長からは核密約に関する話も。衆議院の外務委員会の参考人招致に、パッカード氏を招こうとしたが、院が旅費を出せずに終わった。

US-Japan Leadership Programについての意見交換。今年の夏は、さらに強力なメンバーが参加するようだ。
アメリカ側からはアフガニスタンに駐留する海兵隊の士官が参加。米国海軍、米国空軍の士官や国防次官補代理、FRBや商務省、ニューヨーク市長室、UNDPなどからも参加がある。
日本側からは外務省、防衛省、トヨタ、電通、国連などからも参加者があるようだ。

米日財団の基金とは別に、このプログラムのために五億円の基金を作ることが承認される。アメリカは、こうしたことになれているのであっという間に担当者が決まるが、日本側はどうしたらいいか、ちょっと頭が痛い。

12:00
米日財団が支援するプログラムからの報告。
五島みどりさんのMidori & Firendsとニューヨークのワシントンハイツのチャータースクールからの報告

ワシントンハイツはドミニカからの移民が多く住んでいる地域で、ニューヨーク市内でも非常に貧しい地域だ。
ここに作られたチャータースクールには、小学校五年生から高校三年生まで、750人が通う。
生徒の87%がドミニカを中心とするカリブからの移民、13%が黒人。そして生徒の92%が親が低所得のため、給食費を免除か軽減されている。

こういう学校で、多様性を学ばせるために、外国語として日本語を教えたいと、米日財団に支援の要請があり、米日財団が支援を始めた。

子供たちが非常に日本語に興味を持ち、大学に進学してからも日本語を学ぶ子供たちも多くいる。

このチャータースクールは今やニューヨークの公立学校のなかでトップ1%に入る成績をおさめている。

全米で、中学・高校レベルで日本語を学ぶ生徒の数は、2003年に88000人だったのが、2006年には58000人まで減ってしまった。それに対して中国政府は、全米に56ヶ所の孔子学院を設立して、中国語のカリキュラムを後押ししている。
アメリカのほとんどの高校では、新しい外国語のカリキュラムを入れようとすると、予算の関係で何か一つだけということになるが、ほとんどの場合、中国語になるのが現状だ。

そんな中で、ワシントンハイツのこのチャータースクールのような取り組みは貴重な存在だ。日本政府もこうした動きにもう少し敏感になるべきだ。

14:00
米日財団が支援する新しいプログラムの選定。
数十の申込の中から、厳選する。

日本側の理事で夕食。

4月12日
12:30ニューヨーク発。

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