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香港最終日

2010年03月29日 13:51|国際局長

香港 Last Day。
土曜日。
公式日程は夜までない。
香港政府は、香港湿地公園、香港の白亜の崖、ニューテリトリーのハイキングコースの三つがお奨めだと強調する。

革靴しか持ってきていないのでちょっとハイキングコースは難しいし、香港の白亜の崖は、東部のどこかにあるらしいが、ホテルやドライバーに聞いても、誰も場所がわからない。アイルランドの有名な崖の二倍の高さだというが、そもそもアイルランドの有名な崖ってどこ?
ドーバーなら知っているけれど。
と、いうことで、香港湿地公園、Hong Kong Wetland Parkに行く。

しかし、この湿地公園、地球の歩き方にもほんの少し出ているだけで、もう一冊のガイドブックには抹殺されている。

朝10時ワンチャイのグランドハイアットホテル発。
地下鉄でセントラルに出て、香港駅まで歩き、東涌線で南昌で西鉄線に乗り換える。天水囲でライトレールの705番に乗り換え、湿地公園下車。(705と706は同じ天水囲駅からの循環線で、逆方向に走る。706でもよいが、705のほうが少し近い)約一時間弱でついた。

アドミラルティから967番のバスで湿地公園行きでも約50分。

香港の北西部のラムサール条約にも指定されているマイポの湿地に隣接した湿地をそのまま保存している。

渡り鳥をはじめ、とてもたくさんの鳥が来て、バードウォッチングには最適らしいが、朝10時まで開園しない。

場内至る所に「お静かに」という掲示が立っているが、香港の人はおかまいなしに、大きな声で話す!
鳥が逃げるだろと思いきや、鳥のほうももう慣れているようだ!?

マングローブの林をデッキの上から見て歩けたり、湿地やエビの養殖場に来る鳥を隠れて観察する小屋から(小屋は隠れているが、人の声はでかい)たくさんの鳥を見ることができたり、きれいな蓮の花が咲いていたり...。

鳥の好きな人、植物の好きな人、写真の好きな人(最大の望遠レンズを持ってきて)にはお薦め。
小学生ぐらいの子どもと一緒のご家族にもお薦め。湿地とは何か、マングローブの林がどうなっているか、エビの養殖池とはどんなものか等がよくわかり、鶴見良行の本を読むときには大いに参考になる。

中華料理を食べ過ぎたという人にもお勧め。園内をぐるっと見て歩くと、せっせと歩いて一時間弱。

香港、とくにニューテリトリーの新しく開発された新興住宅地を見たいという人にもお勧め。天水囲の駅から乗るライトレールは、この地域の高層住宅が立ち並ぶ、新興住宅地の周りを一周する。
朝9時頃に香港中心部を出て、10時に湿地公園に着き、昼まで見て歩いて、昼は香港の新興住宅地の中をぶらぶら歩きながら、香港の人達が食べる昼食を試してみるというのがお勧め。

湿地公園を出て、セントラルのIFCのなかのシティスーパーをみてまわる。そごうの関係の人達が始めたというこのスーパーには、日本の農産物も並び、リンゴやイチゴ、肉その他、よいものがよい値段で売られている。
いまや香港は日本の農産物の最大の輸出国になっているはずだが、ここを見て回ると日本の農業の明日の鍵はここにあると思わざるを得ない。

日本のいろんな農協がいろんなものを競争して売っている。とくにブランドとして確立されたものには、香港のひとはとんでもなく高い値段に見合う価値を見いだすようだ。

シュガーケーンジュースもアロエと混ぜられて、高級ジュースとして売られていた。おいしい。

ホテルに帰って昼寝して、荷物を詰めて、空港に。

空港では入管局が、香港空港の入管の現場を事細かく案内してくれる。香港入管局は、来日する外国人の95%以上が入館の待ち時間が15分以下になる、帰国する香港人の98%以上が待ち時間15分以下になるということを公式に約束している。
しかもCCDカメラで入管職員が一人一人モニターされ、笑顔で対応しているか、丁寧にパスポートをお返ししているか等がチェックされている。

航空会社のフリークエントフライヤープログラムの対象者には、入管の行列に並ばなくても済むe-Cardを発行し、スムーズな入国ができるようなサービスをするなど、稲見元入管局長も真っ青な取り組みが行われている。

香港の入国カードは英語と中国語なので、稲見局長時代に日本が、中国語や韓国語の入国カードを作成し、記入漏れを防いだ話をすると、早速、検討してみようということになった。もし、香港が英語と中国語以外の入国カードを始めたら、きっとそれは、このことが原因の一つだ。

指紋や顔認証など、こんなことまで説明していいのというところまで丁寧に説明してくれた。そのへんは極秘!!

午前1時、搭乗し、午前5時45分羽田着。

湘南大橋の上り線開通式に間に合うように電車の中を走って帰る。

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