コラーゲン、英語で言えばCollagen

2009.12.24

鳩山政権100日目。

いろいろなマスコミから採点せよといわれるので、50点。

事業仕分けや核密約調査、空洞探査調査などは、よくやったとほめる。

その一方で景気対策の補正予算を来年回しにして、しかも国会召集を1月22日まで遅らせる、92兆円の超赤字予算、事業仕分けを正規軍でやってもほとんど無駄を切り出せない、普天間問題をはじめ日米同盟に対する致命的な悪影響など、正すべき点はたくさんある。

それでもマエハラ、マブチ、ナガシマ、フルカワ、マツイ、ハラグチ、ツジモト等々頑張っているので、そこはプラス。

社民党と国民新党を切って、安保や経済を中心に自民党と国会論戦しながらこの国を前に進めるべきだ。
子ども手当を入れながら、自民党が修正して所得制限を入れ、その分財政赤字を小さくしていけば、それぞれの主張を入れて、トータルで最適解を出すことができる。

民主主義のあり方を与野党一緒に考えていくべきだ。

もちろん自民党も、衆議院落選組のベテランが参議院選挙出馬に色気を出したら、その瞬間に総裁が否定するなど、こちらもやるべきは多い。

アメリカの学者達とスッポンを食べているときに、それは起きた。
おっ、コラーゲン、コラーゲンなどといいながらつついていると、おもむろにそのアメリカ人が、「なぜ、日本人はcollagenなどというものを喜んで食するのか?」
「えっ、お肌にいいからだろ」。
「コラーゲンは食べても全量分解され、やがて排出されるだけである」と、曰う。

「コラーゲンを食べると関節に良いとか美容によいというのは、血液型が性格に影響を及ぼす等というのと同じ、全く非科学的な戯れ言である」。
「えっ、聞いてないわ、そんなこと」という声に押されて、早速調べると、コラーゲンは、体内で分解され、アミノ酸やコラーゲンペプチドなどの形で吸収されるようだが、国立健康栄養研究所によれば「ヒトでの有効性については信頼できるデータは見あたらない。安全性については、アレルギーを誘発する可能性が示唆され、妊娠中、授乳中の安全性についての十分なデータがないことから使用を避けるべきとされている」。

もっともコラーゲンを皮膚に塗ると、保湿が保たれるようである。

で、厚生労働省に、コラーゲンに関する表示には問題がないのかと尋ねると、消費者庁が発足してからは、うちの管轄ではありませんとのこと。

コラーゲン、効かなくても、寒いから鍋行くか。



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