与謝野さん、それは違います

2009.07.04

与謝野財務大臣が、メディア芸術総合センターを擁護する発言をされている。

財務大臣が、問題の本質をわかっていらっしゃらない。

誰もこのセンターが、まんがやアニメやゲームを取り扱うから反対しているのではない。
誰もコンテンツ産業の育成に反対しているのではない。むしろ、日本のこうした産業を育成すべきだと思っている。

このセンターの問題は、まず、センターが何をするのかがわからない。文科省も、自分たちではセンターの構想をつくれないから民間の委員会に丸投げした。そこから何が出てくるかわからない。そんなものに最初から予算がついているのがおかしいのだ。

このセンターをつくると、どうコンテンツ産業の育成に結びつくのか、センターの内容がわからなければ、本当に役に立つかどうかわからないではないか。

「世界最高水準の研究拠点を日本につくる」という名目の文科省予算があった。世界最高水準の研究拠点を日本に作る為の予算ですといえば、誰も反対できない。しかし、その予算は現実には、博士号を取ったけれど仕事がない人たちをティーチングアシスタントやリサーチアシスタントとして雇うための予算に使われた。

世界最高水準の研究拠点をつくる予算が、博士号を持った人たちの雇用対策に使われていたのだ。

だから、予算のかけ声(「世界最高水準の研究拠点を作る」「コンテンツ産業を育成する)ではなく、その予算が具体的にどう使われるかをみて、その予算が必要なものかどうか決めなければならないのだ。予算の査定をする財務省のトップが、こんなことも知らないようでは...。

自転車会館のホールで、国土交通省の第三者委員会が開かれる。
やっと道路保全技術センターが出てくる。

センターの調査報告書にいくつか問題があること(同じ写真が別な調査か所にも使われている)を指摘し続けてきたが、やっとセンターがいいわけを考えてきた(貼り間違えてしまいました)。

そこでもう一つ、指摘する。電波探査の同じデータが複数の調査箇所に使われている!
それに基づいて解析しましたというのだから、貼り間違えましたでは済まない。

しかも、1か所は空洞と判定し、もう1か所は異物と判定しているのだ。

しかも、こんなずさんな報告書に国土交通省は高い点数をつけている。

国土交通省が第三者委員会終了後、センターの理事長たちを裏口から逃がしたと、マスコミが憮然としていた。
年間の国費投入四十億円に内部の留保金が数十億円のセンターを、まだ大臣、副大臣は守るのか?



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