二年間の待機

2009.02.01

舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョー・ベイで開催された第42回日本臨床腎移植学会に「移植法案についてのシンポジウム」のスピーカーの一人として、参加する。

イスタンブール宣言と5月に採択される予定のWHOの新しいガイドラインによれば、海外渡航しての移植はできなくなる。
今年五月以降は、臓器移植は、各国が自給自足すべきものということになる。
現在、日本では小児からの臓器提供は認められておらず、その結果として、小児への臓器移植はできない。
募金を集めて海外に渡航して移植を受けている子供がいるが、五月以降はそれもできなくなる。助かる命が助からなくなるのだ。

臓器移植法の改正、待ったなしだということを訴えるシンポジウムだ。

座長は東京女子医科大学腎臓病総合医療センターの寺岡先生、奈良県立医科大学泌尿器学教室の吉田克法先生、メンバーが上智大学法科大学院町野朔教授、大阪大学医学部付属病院移植医療部の福嶌教偉教授、東京歯科大学市川総合病院角膜センター篠崎尚史センター長、NPO法人日本移植者協議会大久保通方理事長、そして河野太郎。

衆議院で、予算委員会をやらないならば、その隙間でぜひ、臓器移植法の改正案の審議をしていただきたい。



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