The Life Is Not Written

2008.12.07

湘南ベルマーレ、敗れてJ1昇格ならず。
入れ替え戦の切符の注文の受付も始まっていたが、誠に残念。

最終戦から一日あけて、感謝の集い。
真壁社長が挨拶のなかで、、新生湘南ベルマーレが発足したときのサポーターの応援紙「ベルマニア」に当時代表取締役会長だった僕が書いた「The life is not written」という文章のことにふれ、「運命に責任を持とう」「来年は約束を果たす」と力強く宣言する。

映画アラビアのロレンスのなかで、ロレンスが砂漠の中で迷ってしまった部下を救いに引き返すシーンがある。それが彼の運命なんだからあきらめろ、とロレンスを引き留めようとするアラブ人を振りきって砂漠に戻り、部下を捜し当てて戻ってくる。
そして一言、「運命などない(The Life is not written)」。
当時、親会社のフジタが撤退し、クラブの存続が危ぶまれていた。ベルマーレの代表取締役に就任した僕に、親会社があってもやっていけないクラブが親会社なしでやっていけるはずがないんだから、危ない橋を渡るのはやめた方がよいと忠告してくださる人が多かった。
その時に、この映画のシーンを思い出して、「運命などない、だからみんなでベルマーレを盛り上げていこう」と書いた。

来年こそ、J1に行こうぜ。

自民党の無駄撲滅プロジェクトの報告書、党内でクレームが多いのは、河野チームの部分だ。
部会とのすりあわせの要請に応じて、部会との議論が始まる。

プロジェクトの報告書が発表後の総会で、一番、反論の多かった文部科学部会とは四時間近い議論が続く。
しかし、そのおかげで当初は誤解されていた我々の意見について、部会に認識してもらえるようになった。
無駄撲滅プロジェクトという名前から、指摘されたものは全てチームが無駄と決めつけているという認識から、そうじゃないんだ、チームの指摘はなるほどもっともだと思って頂けるようになった。

この予算はこういう目的だと言われているが、実際にはこう使われている。こういう目的で始められた事業だが、その目的を果たしていない。そういう指摘に対して、なるほどそういうところもあるなと思ってもらえるようになった。
これまで予算は定性的な議論ばかりだったが、定量的な議論をやらなければいけない、そして予算を獲得するだけでなく、その予算が現実にきちんと目的の通りに使われ、成果を上げているかをきちんと確認する必要があるという当たり前のことが共有されてきた。

馳文教部会長、渡海文教調査会長と三人で、プロジェクトの報告書の文教関係を一行ずつチェックし、両サイドが納得するものに仕上げた。チームの指摘はほとんど受け入れられた。

アラビアのロレンスに命を救われた部下は、映画の後半、ふとした諍いから対立する部族の人間を殺してしまう。部族間の対立を防ぐため、ロレンスは自分の手で彼を撃ち殺す。それを見てアラブ人の族長が、ほらやっぱり運命だっただろ。

そうならないようにがんばろう。



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