政策棚卸し-8月4日、5日

2008.07.23

自民党の無駄遣い撲滅PTの「その他チーム」で、いよいよ個別の省庁の政策棚卸し作業を始める。

まず、八月四日、五日の二日間で文部科学省の政策棚卸し。
文教チームと吉野正芳副主査が率いる科学技術チームに分かれ、二日間でおよそ30から40の事業について、棚卸しを実施する。

棚卸し作業はマスコミ、一般にフルオープンの形でやる。傍聴希望者は事前申し込みが必要になるので、今後の発表にご注意下さい。できれば、インターネットでの生中継もやりたい。

固定資産チーム(吉野副主査の下、山内康一リーダー)が、独立行政法人の資産売却の計画策定のための現地視察。
こちらも八月末までには売却すべきところを確定できそうだ。

旧輸銀の曙橋の料亭、失礼、研修所は、もちろん売却だ。

国家戦略本部の短期外国人就労制度のチーム(長勢座長、河野事務局長)で、外国人労働者の短期就労制度創設に関する提言をまとめる。

現在の研修・技能実習制度が、完全に本音と建て前が違う制度になってしまっているために、まず、現行制度を廃止し、短期就労許可に基づく新制度を創設するという提言だ。移民政策とは切り離し、問題だらけの現行制度の即時廃止を狙った提言だ。

新制度は、三年間に期限を区切った短期就労ビザを出し、外国人の労働者を受け入れる。その数は別途定め、短期就労ビザは更新できず、一度短期就労で就職した者は再度短期就労ビザを取ることはできない。短期就労期間中は家族の呼び寄せもできない。雇用企業を変更することはできない。風俗および港湾などの特定事業に就労することはできない。

僕は基本的にはローテーション方式には反対であるが、問題の多い研修・技能実習制度を速やかに廃止するためにこの制度に切り替えるという一点で評価している。
中長期的には定住型の移民制度が必要だ。

自民党マルチメディア局主催の国会へ行こう第五弾は、九月六日の土曜日に、自民党の無駄使い撲滅プロジェクトチームのメンバー四人がご案内します。国会見学の後、無駄使い撲滅PTの活動についていろいろと参加者の皆さんと意見交換します。

ナビゲーターは菅原一秀、牧原秀樹、柴山昌彦、山内康一の四人の代議士です。LDPラボからお申し込み下さい。

夜、平塚市議会の会派平塚クラブ主催の公立病院と地域医療を考える講演会。NPO法人医療政策機構から公立病院と地域医療の話を伺い、株式会社麻生から平塚市民病院の財務状況の分析を伺う。

市役所のローテーションで病院の事務局になるのではなく、公立病院や市立の病院の事務局をまわって経験を積みながら役職をあげていくというキャリアがこれから必要になってくるだろう。
病院経営のスペシャリストを輩出する大学や大学院はまだ少ないようだが。



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