母屋でお粥、離れですき焼き、別荘でフランス料理フルコース

2008.04.18

浅尾慶一郎殿
ご入会を歓迎します
前県連会長クラブ

外務省から日本の国際機関への拠出金のレク。
が、他省庁が担当する国際機関への拠出金について、外務省は全くわからず。というか、外務省内でも他局が担当しているものについては、全く情報がない。

仕方がないので、全ての役所に対するヒアリングを行うことに。

かつて、大蔵省は、世界銀行にせっせと拠出金を出し、途上国の官僚を海外留学させるはずだったこのジャパンファンドのお金を使って、人事院の海外留学試験に落ちたキャリアの大蔵官僚を全員留学させていた。

母屋でお粥、離れですき焼き、別荘でフランス料理フルコース。

だから疑わしいものは全てチェックする。

意味不明のASEANセンターに関しては、まず、外務省がこれまでのセンターの活動を詳細にまとめ、評価することになっていた。
それを待っていたら、突然、理事会で与党の筆頭理事が、ASEANの大使館と意見交換会をやろうといいだしてびっくりした。

与党の筆頭理事は、山口筆頭が事情で辞任し、替わったばかり。ASEANセンターのことなんか知るはずもない。
ようするに、害務省が、このままではボロを隠しきれないから、強行突破しちまえという馬鹿な考えをいだいて与党筆頭を抱き込んだわけだ。

この分では、害務省の別荘にはフランス料理だけではなく、高給ワインがわんさかあるのだろう。

たとえば、南太平洋経済交流センターは、国会の承認もない行政取り決めで設立され、平成18年に5365万円の拠出金を受けている。この95%が日本政府の拠出だ。
職員は四人で、トップは害務省からの天下りで給与は1050万円とこの機関の総収入の五分の一がこの人の給与になっている。

何をやっているかの説明には、パプアニューギニアからの鰹節の輸入やトンガからの里芋の輸入などなど。

日本のODAの国際順位が下がったと発表されたときに、ほとんどの新聞はODAを増やせと社説を書いた。
だが、各紙ともODAの中身を精査しているわけではない。
額よりも、内容、効果、評価の時代になっていると思う。



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