総裁選挙

2007.09.24

朝、比較的ゆっくり起きて、トーストを食べながら、ペシ坊とサッカー談義(うーん、ちょっとオーバーかな)。
じゃあ、ペシ坊、将来はサッカー選手になるかとたずねると、でもね、ことしのたなばたのたんざくにうるとらまんになるってかいちゃったから、うるとらまんになる。
あれ、去年は何だっけ。このまえは、ぴざやさん。

9時半。
大磯プリンスホテルのロングビーチ(高校三年の時にライフガードをやった!)で開催された第二回スリーエフカップ 大磯ロングビーチ ファミリートライアスロン大会の開会式で大会会長挨拶。

茅ヶ崎で行われていた市会議員の地引き網で御挨拶。電車で東京へ。

ホテルオークラの麻生選対に入る。党員投票の情報交換。
ちょうどテレビで昨晩の神奈川十五区の予備選挙の開票をやっていたらしく、ずいぶん本格的にやったんだなぁとお褒めの言葉。
昼食は当然カツ丼だと思っていたらしゃれたお弁当だった。カツ丼モードだったので、拍子抜け。
一時から出陣式。党本部へ移動。

総裁選挙会場の大ホールで待っていると、閣僚の一人から、河野さん、党内も税方式の流れが出てきたな。あの津島さんが検討に値するとおっしゃってたぞ。
首班指名が終わり次第、年金の抜本改革の全党的勉強会が立ち上がる。これまでのような厚生省ありきではない、きちんとしたモデルに基づいた検討をする会だ。

なぜか毎回、選挙管理委員長が「投票箱がくうであることを確認します」。なぜ、カラと言わずクウというのだろう。
投票始まる。
投票終わる。
選挙管理委員長がマイクの前へ。場内静まりかえる。みんな息をのむ。「では壇上を片付けさせます」みんなずっこけて爆笑。
再度、選挙管理委員長がマイクの前へ。
福田康夫君330票。僕の回りで何人かが激しく動揺。予想とだいぶ違う。えーっと引き算している間に、麻生太郎君197票。
どよめき。

五時。
麻生選対、打ち上げ。
埼玉県が10055票と10498票、400票あまりの差で負けていた。これが勝っていれば、3票総取りで、200票だったと、埼玉選出の中野、今井、山口の3人がいじられていた。
予想をかなり上回ったようで、みんな元気。
相沢英之先生は乾杯の音頭で、おめでとうと言っちゃいけないねとおどける。
誰かが、百歳で亡くなった人のお通夜みたいだ、残念だけど充分だね。すぐに別な誰かが、うーん、97歳だね。埼玉の3人が苦笑い。

獲得票は麻生197、福田330。
党員票は麻生65、福田76。
しかし、全国で実際に投じられた党員の票数は、
麻生252809票、福田250186票と麻生が2000票以上勝っている。
遊説のあった東京、大阪、香川、宮城は全て麻生。
表向き麻生支持の国会議員がいなかった香川、愛媛、高知はすべて麻生が勝った。
麻生が党員票で勝った県が17、福田が勝った県が18、党員による投票ではなく代表者が決めた県が12。
麻生が勝った県の人口を足すと6470万人、福田が勝った県の人口を足すと3789万人。(その他2518万人)
人口の多い十の都道府県のうち、福田が勝ったのが五位の埼玉県と七位の北海道だけ。3票を自動的に麻生に投じた九位福岡を除く、七都府県(東京、神奈川、大阪、愛知、千葉、兵庫、静岡)は麻生だった。

所信表明の演説会の時に隣に座った高市代議士が、党員になるなら奈良県がいいわよ、五千人ちょっとで県連が3票だから、一番意思が反映される。党員がその十倍いる東京も3票。
次回はやはりきちんとルール通りにやらなければ。
というよりも、期間が短いといわれながらほとんどの都道府県は予備選挙をやったのだから、次回は任期途中でも党員選挙にしない理由はない。



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