選挙産業

2006.12.24

ジョージタウン大学に留学している間に、リチャード・シェルビー下院議員(当時は民主党)の上院議員選挙をサポートしたことがある。
共和党の現職はベトナム戦争のヒーローであり、誰もが現職再選を予想していたときに、シェルビーに勝つチャンスがあると主張したのがマーク・ペンとダグ・ショーンのコンビだった。
シェルビーは僕を一週間、ニューヨークのペン&ショーンに派遣して、彼らのやっていることを見て報告させた。
電話による世論調査のやり方、調査票の作り方、分析の仕方、バイアスの見方、そしてそれを基にどう戦略を組み立てるかといったことをそのチームのなかに入ってつぶさに見ることができた。
結局、シェルビーは上院議員選挙に出馬し、予想を覆し、大激戦を勝利し、その後、レーガン大統領に誘われて共和党に鞍替えし、銀行委員長を務める重鎮になった。
その後、ペン&ショーンはPSBと名前を変え、クリントン大統領の戦略チームとなり、そしてヒラリー・クリントンチームのトップアドバイザーとなった。
08年の大統領選挙を前に、驚くほどの調査が、今、行われ、意味があるかどうかはわからないが、毎週、08年の大統領選挙のニュースがアップデートされる。すごい産業だ。

選挙のトップを切るアイオワ州のコーカス(党員集会)におそらく参加するであろう民主党員の意向調査によると、

エドワーズ前上院議員   36%
クリントン上院議員    16%
オバマ上院議員      13%
ビルサック アイオワ州知事 9%
ケリー上院議員       6%
バイデン上院議員      5%
クラーク退役将軍      4%
リチャードソン知事     2%

しかし、これは鬼が大笑いする調査でしかないような気がする。

08年はこれまでとは違いアイオワ州のコーカスの直後にネバダ州がコーカスを開き、その後ニューハンプシャー州の予備選挙が行われる。
ラスベガスの娯楽産業の労働組合とネバダ選出民主党のハリー・リード上院議員の支援がカギになるそうだ。



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