不思議な採決

2006.12.14

ある会合で麻生外務大臣のメッセージを代読することに。
が、封筒から出てきたのは巻紙に毛筆で書かれた手紙。
達筆で読めない!
最初から読めず、あー、うー。これじゃ始まらないので、ええい、拝啓。で、そこからは時々うなりながら、時々自ら補って。
場内は大興奮。満場の大拍手。会場内に張り出されていました。

昨日の衆議院の教育基本法に関する特別委員会でおかしなことが起きた。
特別委員会には民主党案がまだ残っている。ほっておけばこれは廃案になるだけのものだが、それに対する議決不要の採決なるものが行われた。
民主党としては俺達の案をきちっと処理しろと言うべきなのだが、困ったことに民主党案には共産党と社民党が反対だ。
採決すると野党が割れて野党共闘が成り立たなくなる。
で、議決不要の採決とはつまり民主党案の採決をしなくてもよいですよという採決で、(こんなことをやる必要は全くないのだが)この議決には、共産党も社会 党も民主党と足並みを揃えて反対できるのだ!!(法案には反対だが、採決しないことには反対だと、共産党と社民党は理屈を言える)
で、民主党から採決は、議決不要の採決でやってねと与党にお願いし(裏取引とも言うんだろうが)、与党賛成、野党反対の採決になって野党共闘は維持されました、めでたし、めでたし。
結局、小沢民主党って55年体制の残りカスじゃん。
まぶちすみおよ、いつまでこんな腐ったお先棒をかつぐのか?

もっともこういう議決をやった先例がないわけではなく、
昭和二十六年三月二十八日の運輸委員会
昭和三十一年四月六日の内閣委員会
昭和三十七年四月二十七日の農林水産委員会
昭和四十五年四月十三日の交通安全対策特別委員会
昭和四十九年三月二十八日の大蔵委員会(安倍晋太郎委員長)
で、かつてこういう議決を行っている。
ま、古証文を引っ張り出してきて...。ごくろうさん。

マスコミはこの採決をどういうふうに報道したのだろうか。

自民党で社会保険庁改革の要点の議論。
僕のコメントは三点。
国民の皆様からいただく保険料のうち、年金の財源になるものと事務費に使われるものを明確に分けること。
廃案になった法案のように年金教育とか広報といったいい加減な事務費の使い方をせず、内訳を明確に法律に書き込むこと。
廃止される社会保険庁の職員は分限処分になるのだから、新法人の採用にあたっては優先的に考慮されたりしないこと。
政調の審議会でも以上三点了承された。



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