支持率低下を乗り越えて

2006.12.12

会期末で自民党河野派解散。麻生派へ移行。私も移行します。

内閣支持率続落。
そりゃやっぱり復党問題がわかりにくかった。結局、その後の説明もないし、乾坤一擲の道路特定財源も決着がわかりにくかった。
かつての内閣に比べればそれでも確かに支持率は高い。しかし、小泉前と小泉後は政治は変わった。小泉前と比較することにあまり意味はない。
道路特定財源の議論(議論というよりは利害関係者を代弁しているだけという発言が多かった)を聞いていても、自民党は小泉前に戻ったのかと思わせる。
きちんと改革を目に見える形で進めること、これに尽きる。
憲法改正は国民投票法の絡みでしばらく塩漬けだし、教育基本法は改正されるだろうから、イデオロギー的なものはここでいったん棚上げして、年金改革(小手先の一本化ではなく抜本的な改革)や教育現場の改革など国民に近いところでの改革を進めることが絶対に必要だ。

最近、朝のテレビがいろいろと政治的な問題提起をするようになった。が、見ていると夕張市とか社会保険庁とか政務調査費のようなバッシングしても大丈夫なものだけを取り上げているような気がする。
もちろんそれらも大事だが、例えば外国人労働者問題とか使用済み核燃料の再処理問題とか、意見が大きく分かれ国の将来を左右しかねない問題や何十兆円という単位で国民負担がのしかかってくるような問題に大上段で切り込んで欲しいのだが。
とくに国民負担が莫大になる再処理に関して、マスコミがまったく報道しないというのは異常事態だ。

国会最終日は外相不信任案などで夜七時まで禁足かという噂が流れる。
不信任案を出すのは勝手だが、絶対に否決される状況で不信任案といってみても始まらないような気がする。
結局、民主党は年金でも税方式の旗を降ろしてしまったし。
もう小沢さんにも見切りをつけるか、民主党に見切りをつけてもいいんじゃない、長島さん、古川さん。



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