おめでとうございます

2006.09.07

皇室に新たな皇位継承者が誕生。
おめでとうございます。
しかし、千数百年の歴史を一人の男の子に全て背負わせるわけにはいかない。皇位継承に関する議論をすぐさまスタートさせなければならない。
皇室典範をどのように変えるかという前に、皇位継承をどうするかという議論を徹底的にやるべきだろう。
万世一系をどのように考えるのか。天皇が全て男系ということはどういう意味なのか。Y染色体をずっと受け継いでいるということなのか。血がつながっていることなのか。Y染色体を受け継ぎ、血がつながっているということなのか。
なにが大事なのか。
天皇が男でなければならない理由は何なのか。天皇家の祭事のなかで天皇が男でなければできないものがあるのか。その祭事を続けることはどういう意味があるのか、やめてしまうことはどういう意味があるのか。
前回の有識者会議は、まったくいい加減なものだったと個人的には私は思っているが、宮内庁ももっと皇室についての情報を国民に公開し、皇室が伝えてきたものは何なのかということを国民に説明しながら、議論を積み上げていかなければならない。
その中には科学的に調査し、議論するものもあるだろう。これまでの天皇の陵墓もきちんと調査する必要があるだろう。
皇位継承の議論は、現在の内親王、女王が降嫁される前にきちんとした議論をしなければならない。そうでないと手遅れになってしまう。

午後、宮中と秋篠宮家に記帳に赴く。法務副大臣 河野太郎と記帳する(法務副大臣として認証されているので衆議院議員ではなく法務副大臣と記帳する)。毛筆なので字が躍っている。ちょっと恥ずかしい。

アメリカ大使館の菊クラブの一員と意見交換。
今の東京には日本の専門家が少なくなっている。もっともその一方でJETプログラム出身者が増えているのはよいことだ。
国務省の中でも日本は希薄化しつつある。
アメリカの閣僚も日本を飛び越して中国へ行くし。(シンガポールからの帰り道に22日に日本によろうとしたら、組閣かもしれないといわれてやめたとアメリカは言い訳するが、そんなもん、往路でだって立ち寄れるんだし。)
しかも、国務省はなぜか外務省がアジア重視路線をとり、日米間からアジアへ体重が移動したと感じている(軸足を替えたというほどのダイナミックさはない)。



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