アリの帰国

2006.05.18

アナン事務総長との昼食会。
改革タリバンの巣窟へようこそ、と開口一番申し上げる。
国連は改革できないのなら、日本は任意拠出金を削減する時期に来ていると毎度おなじみの発言をする。
事務総長は、にっこりしながらあなたは強硬派だがお父上はそうではないでしょう。お父上は元気ですか、妹さん(河野洋平外相のお供で国連に行ったことがある)は元気ですか。
事務総長からの発言は、原理主義者は決してイスラムの世界だけではない、アメリカにも原理主義者はいろいろな形でいる、拠出金の議論をするときは中国をねらい打ちにしているととられないような議論が大切だ。
遠山参議院議員から、事務総長に最も必要な資質はと問われて、笑えること、特に自分を笑いの対象にできること、面の皮が厚いことだとにっこり。

我が事務所の中東担当のアリが帰国する。
五年も日本にいたのに日本語がちっとも上手くならなかった。つきあっていたモデルたちがみんな流暢な英語を話していたからだ。
その割には他のスタッフの英語も上手くならない。
今日の送別会はアリの希望で焼き鳥。最初に出た鰹の刺身の説明にファーストムービングフィシュ! 大丈夫かぁ?
次のJALNはヨルダンなので、レバノンから直接、準備に携わってもらうことにする。
レバノンのスンニ派の名家で、代々政治家や外交官を輩出していた一族である。スンニ派なら首相になれるねと激励する。
ちなみに我が事務所にはエストニア人のモニカ、スコットランド人のドナルド、韓国人の崔さん、中国の矯さんとアリの5人の国際インターンがいる。

送別会のあと、朝日ニュースターの収録。
総裁選の政見放送のようになった。



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