2005年12月12日号

2005.12.12

視察、神奈川県西部。

まずは噂の小田原少年院。
私の秘書官がここの出身ということで(勤務が)、いろいろと話を聞いていたが、なにせ大正13年に建てられた建物をそのまま使っているという、アネハがなんぼのものじゃいという代物だ。
一番新しい建物が昭和二十年代に建てられたという寮舎。
職員の官舎も同様だ。
それでも職員と少年たちでリヤカーの通り道(食事を炊事場から運ぶ)を整備したり、渡り廊下をつくったり、汗と知恵を出して頑張っている。

小田原拘置所。
小田原少年院の後では、最先端の建物に見える。
厚木、伊勢原、平塚、秦野、大磯、松田、小田原警察署管内から被疑者が送られてくる。
職員の負担率は平成九年と比べ二倍になり、年次休暇の取得は3日半。

県立おおいそ学園。
全国の児童自立支援施設のなかでも先駆けて個室化を進めている。
ADHD、触法、思春期の問題行動などに寮を分けて、職員が文字通り身体を張って頑張っている。

横浜地方法務局平塚出張所、茅ヶ崎出張所。
もともとは明治22年に大磯出張所、明治26年に一之宮出張所として設立される。
昭和42年に平塚出張所、昭和43年に茅ヶ崎出張所に。
平塚は11月28日からオンライン申請が始まったが、今日に至るまで申請はゼロ。
横浜の本局でも約6万件の申請のうちオンラインで行われたものは650件しかない。
オンライン申請すれば登録免許税を減免するなどの措置を取らない限りオンライン申請は増えないだろう。
そうなれば何のためにオンライン化を進めてきたのかわからなくなってしまう。



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