2004年6月15日号

2004.06.15

財務省の主計局とODAの単価についての意見交換。
主計局にも単価の詳細はない!
そりゃJICAにも資料がないのだから、主計局だってチェックのしようがないだろう。
ODAは今以上に金額を削減し、きちんと精査して効果を維持することも可能なのではないだろうか。
JICAに今年の入札の資料を捨てないで取っておいてもらうようにしてあるので、それをチェックしていきたい。
同様に、在外公館の在勤手当の制度の見直しも進めなければならない。この件では、外務省はなかなか腰が重いので、財務省と先に話を詰めた方がよいのかもしれない。
赴任に際しての家や家具や車や云々の費用をというが、大使には公邸も車も家具もそろっていて、同じように手当が出ている。在勤手当を整理して、館員の活動費をきちんとするべきではないか。

ビル・リチャードソン ニューメキシコ州知事をお招きしての昼食会。北朝鮮とアメリカの大統領選挙がテーマだが(知事自身も民主党の副大統領候補だ)、元エネルギー省長官の知事のスピーチの中で、日本もアメリカも化石燃料に依存しすぎている、もっと再生可能エネルギー、新エネルギーを進めるべきだという発言があった。
原子力という言葉は全く出てこない。
化石燃料に依存しすぎているから原子力という発想は日本の一部だけではないか。

年金法案の参議院採決に関して、民主党の衆議院議員に対する懲罰動議が出された。
たしかに衆議院議員が参議院に出かけていって議事の邪魔をするのはもってのほかだが、その過程で問題はなかったのだろうか。
懲罰動議の採決では起立せず、反対した。
もちろん懲罰動議は党議で拘束するべきものではないし、党派色を前面に押し出しての懲罰動議などは今後に禍根を残すことになる。
ただ、衆議院議員が参議院の運営を物理的にどうこうしたことには猛省を促す必要がある。
むしろ、参議院の副議長が、その立場を党派的に利用したことの方が重要な問題だ。

民主党からの内閣不信任案の提出に備えて、一時からの本会議は散会せず、暫時休憩に入った。



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