2004年1月21日号

2004.01.21

代表質問で総理が質問に答えたかどうかでもめる。
総理のいらだちもよくわかる。今の代表質問のやり方では起こるべくして起きた事件だ。
内容はどうでも良い、質問したことに答えたかどうかが問題にされ、野党はたいていはその答に満足しない。満足のいく答でなければ、答えてないことにされる。
答える側もたいていは、相手と議論して、こちらの正しさを主張するよりも、尻尾を捕まれないように巧みに言い逃れる。
丁々発止のやりとりと言うよりも原稿の読み合いになる。質問時間はおそろしく長く、答も単調。
議会をもっと大事にしないと日本の民主主義は危ない。
もめている最中に、予定通りに呼び出しの小渕優子代議士が今日の本会議の閉会動議を出す。さすがに今日は、ご異議ありませんか、は通らない。中野未完成副議長が、動議に対する起立採決を行って閉会。
綿貫議長が、異議ありを無視してシナリオを忠実に読み上げたのに比べて、一歩前進。

地位協定に関する議員連盟。
事務局長の下地が落選してしまったので役員人事の必要が出た。
調べると、メンバーの五人に一人が落選していた。ずいぶんと議員が入れ替わっていることに改めて気付く。
地位協定の改定ももちろんのこと、辺野古移転に関しても見直しを提言する必要があるということで中核メンバーの意見の一致を見る。
辺野古もグリーンピアのようになる。外務省のメンツはどうでも良いから、見直しが必要だ。

北朝鮮に関する外為法の改正は、衆議院の財金委員会の委員長提案になりそうだ。船舶に関する法案も詰めの作業にはいる。
政治家が決断すればできる。
地位協定の改定だって同じこと。外務省と一部の政治家の臆病さが原因で一歩を踏み出せない。
神奈川県選出の国会議員の会議。県連会長の任期を参議院選挙の後まで伸ばしたらどうかという意見も。それならそれで、おちついて公選ができる。用意はいつでも。



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