2001年5月9日号

2001.05.09

代表質問。
ひさびさに面白い代表質問だった。所信表明だけでなく、国会の本会議も午後一時ではなく、午後八時とかに始めて生中継がお茶の間に届くようにしたらどうだろうか。シンガポールの議会などは、夜、まるで野球中継のようにテレビが放送しているし。
国会を生中継している国会TVというのがあるが、日本全国のケーブルテレビのなかで、国会TVを最初から無料でパッケージにいれているところはわずか四社しかない。ほとんどの市町村では、ケーブルテレビ、あるいはCSで別料金を払って申し込まなければならない。国会中継なんか別料金で申し込む人はほとんどいないだろうから、無料でベーシックのパッケージに入っていなければ、残念ながらほとんど視聴率はあがらない。法律で国会TVをベーシックに入れろと言うわけにはいかないが、ケーブルテレビの経営者の決断で、国会TVを入れてもらえないだろうか。
国民が直接国のリーダーを選ぼうという議論が始まっている時代である。
国会を国民が見るためにどうしたらよいのか検討すべきだ。

小泉首相の首相公選論。国のリーダーを国民が直接選ぶというシステムは大賛成。しかし、首相公選ではだめだ。大統領制にすべし。
首相公選で、首相を輩出する与党が多数党でなければどうなるのか。イスラエルの失敗は、重い。
首相公選では、今の国会の問題点の一つである(そして大きな問題の一つである)行政府の官僚が立法にかかわってくる点を解決できない。立法と行政を明確に分離すべし。

イタリアのロンバルディア州の代表団の訪問を受ける。この総選挙でフォルツァイタリアが勝ってベルルスコーニ政権ができる、と言い切っていた。

経済産業省の大臣政務官に就任した大村秀章代議士が、役所の新旧の引継ぎの挨拶のなかで、フロンの問題では河野太郎のような厄介者に大変な目にあったといったら、みんなどっと受けたぞと、笑いながらわざわざ言いに来た。
経済産業省のみなさん、大村は同期のホープだから、しっかりサポートしてやってください。

外務省人事。マキコ大臣頑張る。外交部会、外務委員会の若手、政務官で、大臣のサポートをしていこうと気合いを入れる。



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