99年10月1日号

1999.10.02

東海村の事故で内閣改造遅れる。
1日を逃すと今度は5日。
5日まで遅れるのは、これは天皇陛下の日程の都合によるもので、政治や事故による日程ではない。
政治の日程には、皇室の日程が大きく関わってくる。
伊藤衆議院議長が11月後半にサウジアラビアを訪問予定していた。
サウジアラビア大使は本国と日程調整に入り、皇太子殿下その他の日程調整まで始める。
ところが臨時国会の召集が10月初旬ではなく、11月にずれこんだため、議長の海外訪問は不可能になる。
衆議院議長次室は、外務省にその旨を連絡。
ところが、外務省は何を考えたのか、サウジアラビア大使館に対し、衆議院議長からの連絡を二週間も伝えなかった!!
この二週間の間、日程調整に走り回った大使は、私に、議長から日程の最終確認がないと心配して連絡をしてくる。
議長秘書官に確認したら、えっ、そんな、もう10日も前に訪問はキャンセルと決定して、連絡したのに。
未だに真珠湾の時のように相手国への通報の遅れという失敗を繰り返す外務省。
困ったもんだ。サウジアラビアって、日本にとって重要な国ではないのか。
女性と民間人を目玉にしたい、ということが内閣改造になると、必ず出てくる。
冗談じゃないよ、大体、女性の閣僚というと、すぐ環境庁長官。
ただでさえ、通産省に環境行政で押し捲られているというのに、環境行政のわからん長官を任命し、それで思い切った施策を打てるのか。



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